台湾政府、シャオミ社製スマホをリスク有と評価

皆さん、どんなスマートフォンをお使いでしょうか?中には所謂ガラケーと言われる電話を使っている方もいらっしゃると思いますが、中国共産党が支配する中国メーカーのスマートフォンを使っている方は少ないかと思います。

今日は、そんな中国メーカーが作るスマートフォン、いわゆる「中華スマートフォン」の闇に焦点を当ててみたいと思います。

昨年9月にリトアニア国防部がXiaomi製スマートフォンに検閲機能が搭載されているため、危険なスマートフォンと認定し、不買、処分を勧告したというニュースがあったのを覚えていますでしょうか?その後、一部メディアが「リトアニア国防部が発表した事には誤りがある!」というような論調を出したりして、情報が混乱しております。 しかし、2022年1月6日に台湾の電信、通信、放送事業を監督する独立行政機構NCC(国家通訊伝播委員会こっかつうしゅんでんぱ-いいんかい)が出したプレスリリースによると、ヨーロッパ向けや台湾向けの小米のスマートフォンと範囲は限定されてはいるものの、確実に検閲機能が盛り込まれていることが分かりましたので、そのプレスリリースを日本語訳にしました。

NCCが台湾で販売されているXiaomi Mi 10T 5Gスマートフォンに政治的なセンシティブ単語を検出する機能を搭載する組込みソフトが存在することを見つけた。これにより情報転送される恐れがあり、国民にスマートフォン内の個人情報とプライバシーを守る意識を持つよう注意を促す

 国家通訊伝播委員会(以下NCC)はリトアニア国防部ネットワークセキュリティセンターが2021年9月21日に、ヨーロッパで販売されているXiaomiMi 10T 5Gスマートフォンに文字を審査する機能が組み込まれていることを公表したが、その後台湾国民の使用するスマートフォンの個人情報とプライバシーを守るため、同年10月、財団法人電信技術センター(以下TTC)へ台湾で販売されているXiaomi社製の同型スマートフォンの検査を委託した結果、7つの組込みアプリ、具体的には「テーマ、ミュージック、インストーラー、セキュリティ、クリーナー、ダウンロード、Miビデオ」がglobalapi.ad.xiaomi.comサーバから「フリーチベット」、「台湾独立」、「米国駐台湾協会」、「香港独立メディア」、「64事件」、「近平」、「胡錦涛」、「蔡英文」、「李登輝」、「バハムート」、「PTTゴシップ版」、「自由時報」、「中国国民党」、「民進党」、「親民党」等の政治的な単語に対して照合するファイル(MiAdBlacklistConfig)をダウンロードすることを発見した。それによりスマートフォンがネットワークの遮断または関連サイトの閲覧を報告されることが懸念される。この照合ファイルには政府、宗教、政治団体、社会運動と政治家の氏名等の簡体字、繁体字と英語が収められており、その数2000件以上となる。

 NCCはリトアニア国防部がリリースを公表した当日に台湾Xiaomi社に問い合わせを行ない、当時台湾Xiaomi社はEmailにて、台湾で販売されているXiaomi10T 5Gスマートフォンと欧州欧州Xiaomi10T 5G(国際版)スマートフォンのバージョンは異なると回答している。Xiaomi10T 5Gの台湾版スマートフォンはユーザーの通信内容を検閲することはなく、またユーザの個人的行動(例 検索、電話発信、Web閲覧とサードパーティのコミュニケーションツール)に対して制限またはブロックを行なわないとしている。台湾Xiaomi社はユーザの通信内容を検閲することを否定している。但し、今回の検査を通して、NCCは法に則り台湾Xiaomi社がユーザーの権益に干渉したり損害をもたらしているか、またはその他法令違反があるかを継続して調査していく。もし、其の他の機関に権限が及ぶ調査の場合、関連機関に法に則り対応を求め、消費者の個人情報とプライバシーが侵害されないようにする。

 NCCは、スマートフォンは国民の日常生活に不可欠なものの1つであるため、如何なる情報漏洩は個人のプライバシーと権益に損害をもたらすものであり、公務及び個人の機敏なデータが不当に窃取されることを避けるために、特に機関のセンシティブな公務データが漏洩することは国家安全保障に大きな脅威をもたらすことにつながるため、行政院(内閣府に相当)は2020年12月18日に各政府機関に対して通信機器に中国メーカーを使用しないことを申し入れ、これには公務用のスマートフォンも含まれているが、一般民衆が使用するスマートフォンには制限を設けていない。NCCは民衆に個人情報とプライバシーを保護するセキュリティ意識を持ち、使用するまたは購入するスマートフォンと通信機器は慎重に決めるよう呼びかけている。
(一部省略)

ソース NCC 国家通訊委員会
https://www.ncc.gov.tw/chinese/news_detail.aspx?site_content_sn=8&is_history=0&pages=0&sn_f=47018


以上がNCCのプレスリリース和訳となります。これは台湾政府の見解とも言えるものですので、中共の脅威の最前線にいる台湾政府がこのような内容を公表すると言う事は、中華スマホは如何に危険であるという事がお分かりいただけると思い、和訳をしてみました。

YouTubeではもう少し詳しく解説しています

2022年1月7日 編集・翻訳(八度妖)

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