【情報戦】リトアニア産ラム酒でも偽情報・印象操作

リトアニアのラム酒約2万本が中国に拒否されて台湾が買い取ったというニュースがあったと思いますが、そのラム酒が先日台湾に到着してニュースになっておりました。市場価格は600元。現在のレートは4をかけると良いので日本円で2400円くらいですね。残念ながら2万本ということなので、台湾国内で消費されてしまい、日本に回ってくると言う事は無さそうです。

さて、このラム酒に関しても、情報戦争が始まっております。
先程市場価格は600元と申し上げましたが、元々輸入する予定であった中国での販売価格はいくらなのか?ということがニュースになっており、その結果30人民元ほど。日本円に直すと600円弱となります。


コストパフォーマンスを重視する台湾国民はこの情報を聞いて

なぜ中国の4倍もするんだ!台湾の関税は高すぎる

とか

リトアニア支援の輿論に便乗してぼったくり価格で販売してやがる


というような声が挙がっております。

しかしながら、これは恐らく中国が仕掛けた情報戦かもしれませんので、なぜ、ここまで価格差があるのか、3つの理由を挙げてみました。

1つ目はそもそもこの30人民元で販売しているというのがフェイクニュース
2つ目は30元で販売しているが、偽物のお酒
3つ目が政府の補助金で安くなっている

ということとなります。

お酒、特に瓶詰めされているお酒というものは、現地での販売価格が分かれば、あとは輸送コスト、関税、市場へ流通させるコストが簡単に算出できる商品であって、もし今回ラム酒を買い取った国営の台湾煙酒公司がぼったくり価格を設定しているかどうかは見分けられるわけで、多くのお酒の専門家や経済専門家が今回の販売価格600元、約2400円は合理的な価格、いや、今回はリトアニアが中国の圧力に負けず台湾代表処を設置したことに感謝する意味を込めているので、むしろ台湾煙酒公司は利益は殆ど乗せていないと言われております。

つまりは「中国では激安なのに、台湾ではぼったくり価格」というのは完全に印象操作、情報戦争のネタにされていると言う事なのです。


ちょっと詳しく掘り下げると1つ目のフェイクニュース。そもそも30人民元で売られているというのが本当かどうか。という点が挙げられます。そもそもこのニュースを広めたのは香港にあるフェニックスニュースだと言われ、そのニュースを国民党支持者が拡散したという背景があります。このニュースで使われた画面キャプチャ―が加工されたものなのか、はたまた実際にその価格で販売されているけど、カートに追加、購入ボタンを押すと「在庫切れ」となる、というようなからくりがある可能性があります。

次に、もし購入ボタンを押して購入手続きが順調に進んだとしても、今度はそもそも出荷されるお酒が本当にリトアニア産のラム酒なのか?という点がありますよね。ヤマザキや響の偽物が出回っている中国ですから、ヤバめのアルコール液に色づけと香りづけをして作られたものであれば、30人民元というのも納得できると思います。空き瓶さえ手に入れば、こんな偽装なんて簡単に出来てしまうのは、偽のお酒が出回っているということは想像に難くないと思いますし、中国ならあり得る話ですよね。

そして3つ目は、もし本当にリトアニア産ラム酒であって、30人民元600円弱で買えるとするならば、それは中国政府が補助金を出して、市場価格を下げている可能性があるということです。そうすることにより、今回台湾側の輸入業者が国営企業ということもあり、「台湾政府が反中を煽りながら国民を騙し、搾取している」という印象操作ができるからです。
実際に、中国の数多くのインフルエンサーがこのラム酒を話題にして
「民進党は消費者を騙している」という論調を繰り広げておりましたし。また、補助金であれば、一応は事実に基づいている訳ですから、民進党を批判する事ができますよね。何人かのYouTuberが同じような主張をしておりましたし、それを国民党支持者がFacebookなどに投稿して拡散していたということがありますので、個人的には3つ目の「中国政府の補助金が出ている」というのうが、一番納得できる理由なような気がします。

いずれにしても台湾は巧妙な偽情報から一見してすぐにばれる偽情報まで様々な偽情報で常に中国から情報戦争を仕掛けられておりますから、こういう手口をいち早く日本語にしてお伝えすることにより、今後日本に仕掛けられる情報戦の役に立てればと思います。ただ、日本の場合、マスゴミと言われるメディアが既に中共プロパガンダを流しているので、焼け石に水かもしれませんね。

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2022年1月26日 編集(八度妖)

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