中共ネット軍接近!台湾が昨年受けたサイバー攻撃は38%増でアジア太平洋地域の平均値を大幅に上回る

イスラエルのネットセキュリティ企業が先日公表した報告では、2021年世界のサイバー攻撃量が過去最多を記録したとしている。その中で、台湾が受けたサイバー攻撃は1年で38%増となり、過去1年の平均として毎週2644回の攻撃を受けている事になり、アジア太平洋地域の平均値を上回っている。

ボイス・オブ・アメリカ》の報道によると、イスラエルのCheck Point Softwareが先日公表したサイバーセキュリティレポートで、世界のサイバー攻撃回数は2020年中ごろから昨年末まで継続的に増加している傾向にあり、数字は過去最多を記録したとしている。国際的な主要機関は毎週平均して925回のサイバー攻撃を受けており、2020年よりも50%増加しており、61つの機関に1つの割合でランサムウェアに侵入されている。

地域別に見ると最も攻撃を受けているのはアフリカであり、その次がアジア太平洋地域であり、その攻撃回数は毎週平均で1353回である。その中で台湾が毎週受ける攻撃の回数はアジア太平洋地域の平均値よりも更に上回っており、毎週平均で2644回の攻撃を受け、昨年比38%の増加である。

これに対し、台湾国防セキュリティ研究院の洪嘉齡 研究員は、ここ2年間世界では武漢肺炎(新型コロナウイルス,COVID-19)が蔓延しており、サイバー攻撃の頻度が明らかに上昇しているが、これは主に仕事または生活様式の変化による延長線上にあると考えていると述べた。

これ以外に専門家は、中共による台湾へのサイバー攻撃が絶え間なく続いており、その攻撃方法も身近になっており、政府系機関のシステムを麻痺させるためにハッキングする以外にも、フェイクニュースを流し輿論を変えようとしたりして、中国による情報戦が台湾の様々な分野へと深く入り込んでいることが分かる。また民衆の感情的な対立を起こさせようとすることは、国家安全保障にも深刻な悪影響を及ぼすことにもつながるため、台湾政府はこの問題を重く見ている。

2022年1月28日 編集・翻訳(八度妖)

Web管理者の一言

台湾の某政府機関にセキュリティ製品を納めている会社で働いている関係上、中共から台湾政府機関のシステムへのサイバー攻撃のすごさは目の当たりにしているので、台湾が他のアジア太平洋地域の平均値のおよそ2倍あるのは特段不思議ではないですが、アフリカへの攻撃が一番多かったという方が驚きでした。ただ、よくよく考えてみると、アフリカの政府機関は予算は少ない、セキュリティ関係の人材も少ない(勝手な想像です)という状態であれば、容易に侵入しやすいということになり、攻撃が増えるのは当然の事です。

文中に出て来た「ランサムウェア」というのは、社内システムに侵入して、重要なファイルやデータなどを暗号化して、日常業務に支障をきたすことでシステム管理者や経営者を困らせ、その弱みに付け入り「暗号を解除してほしければ金を振り込め」というようなことをする攻撃手法のことです。お金を渡せば、暗号を解いてくれるケースも多いため、お金が欲しいハッカー(正確にはクラッカー)が増えた故に攻撃回数も増加傾向にあると考えられます。
また攻撃対象が政府機関であれば、その国の国民の個人情報を効率よく窃取することができるわけで、こういうこともあり攻撃が増えていると考えられます。台湾に関しては十数年前から大規模攻撃が続いており、最前線では厳しい戦いを行なっておりますが、文中にもあったようにハッキング以外にも、フェイクニュースを流して国民を動揺させる、国民同士を分裂させるという動きもみられているという点、恐らく日本でもそのうち行われるであろうと考えられます。(考え方によっては「既に攻撃を仕掛けられている」とも言えます)

台湾政府はこのフェイクニュースによる情報戦を大変重視しているように、我々日本人も情報戦というものを理解し対応しなければならないと思います。そのためにはまずは「怒りの気持ちを一旦抑えて、冷静に情報が正しいかどうか、拡散すべきか否かを考える時間を取る」ということが必要だと思います。隣国の暴挙に関する情報を見聞きしたとしても、TwitterやFacebookなどでリツイートやシェアボタンを押す前に、その情報が正確なのか、確認するべきだと思います。

確認方法
1.日本の大手マスコミが報道しているか?
2.日本のマスコミが信用できないというのであれば、欧米メディアが報道しているか?
※マスコミの報道が「正確か?」という点には疑問が残るが、少なくとも多くの登録者を抱えるYouTuberやTwitter&Facebookの大型アカウントよりは誤報は少ないと思います。

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