卵が日本よりも高い!台湾では物価の優等生ではない鶏卵

現在台湾では飼料の値上げ、そして鳥インフルエンザの流行と天候の影響を受けて生産量がおよそ20%程減った為、卵の供給が安定せずに場所によっては品不足になっているとのニュースが先週ありました。

台湾行政院農業委員会の発表では毎日およそ120万個の卵が不足しているとのことで、比較的余裕のある南部の卵を北部に補充し、且つ豪州や米国からも卵を緊急輸入する予定だとの事とです。

農業委員会は旧正月明けもこの状況が続き3、4月頃には状況は緩和されるであろうと話しているが、卵価格の値上げは今なお続いています。

一部のスーパーではこのように商品棚が空になってしまっている

ちなみに台北市にあるスーパーでは卵10個70元ほどで売られています。現在のレートに換算すると280円となり、日本よりも高いことになります。

一部メディアの記事にはスーパーでは卵の在庫がなく、商品棚が空になっている写真が掲載されていますが、ニュースを見る限りそれはごく一部の店舗で、卵が買えず市民が混乱しているというニュースを今のところ見かけておりませんが、政府は水煮卵や卵液加工工場へ生産の停止を要請しております。

なお、某界隈では、卵不足・卵の値上げは蔡英文政権になってから顕著であり、蔡英文政権は保身のための政治をやっており、庶民のことを全く考えていない、というような声もSNSなどで見かけるが、なんでもかんでも政府のせいにするのは、他力本願で極めてレベルの低い意見であると思う。もし現政権を批判したいのであれば、ただ文句たらたら言うだけでなく、せめて解決策を提起するなど、すれば良いと思うし、その方が建設的な議論ができると私は考えます。


ところで日本では「卵は物価の優等生」などと言われていますが、よくよく考えれば60年間も価格が変わっていないというのは、一方では昔より生産性が向上し、機械化も進み、単価が変わらない、つまりは業者の努力の賜物とも言えますが、その一方で近年の燃料費・飼料価格の高騰を考えれば、養鶏業者が苦しんでいる、または中間業者、流通業者が苦しんでいるということの表れなのかもしれませんね。

また台湾の平均収入は日本よりも若干少ないのにも関わらず、よく消費される栄養価の高い卵の値段が日本よりも高いとなると、そのうち日本の卵を台湾に販売するという商売が成り立つかもしれませんね。

ちなみに台湾の卵の賞味期限は1か月くらいありますが、それは「火を通す」ということが前提の賞味期限となりますし、基本的には「生卵」で食べる事はできませんので、台湾訪問の際は気を付けてください。

2022年1月31日 編集(八度妖)

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