民進党が国名を「Chunghwa(中華)」へ変更するよう呼びかけ 蘇院長:変更するなら「Taiwan」だろ

武漢肺炎の流行が蔓延している中、台湾は国名が中国と似ているため、国際的に中国の1省と誤解されることが多々ある。民進党立法委員の林宜瑾氏は今日、立法院の問責決議時に、行政院の蘇貞昌院長に対して中国の英語名と区別させるために、台湾の英語名をRepublic of Chunghwaへ変更するよう求めたが、蘇貞昌院長は回答時に「それじゃダメだろ、台湾の方が比較的名が知られている」とし、もし改名するなら「Republic of Taiwan」にするべきで、「Republic of Chunghwa(中華共和国)」ではないと述べた。

立法院院会、蘇貞昌行政院院長が回答

   林宜瑾氏は今日立法院の問責決議時に、台湾は今回の武漢肺炎流行に関して、中国と間違われることが多いのは、台湾の国名が「Republic of China」であることが原因だと述べ、国際的に多くの誤解を招いているため、彼女は台湾の英語の国名を中華郵政、中華電信に倣って、「Republic of Chunghwa(中華共和国)」へと変更し、中国と異なることを示すべきだと述べた。

   蘇貞昌行政院院長は、回答時に笑いながら、「陳水扁政府時代に台湾は多くのアフリカの国家を助けたが、現地に人々は台湾に感謝の意を示すために踊りを踊ってみせたが、口に叫ぶのは「China」であったことを指摘した。蘇貞昌院長は、台湾は今回の防疫において台湾は海外から高い評価を受け、全世界が口をそろえて「台湾を見習え」と言っていることを強調した。蘇貞昌院長は、改名するチャンスは全国民と共通の意識であり、また現段階で最重要課題ではないことを強調した。政府は現段階でしなければならないことは台湾人民の保護であり、人民は台湾という船に乗っている運命共同体であると感じ始めており、「その時に何と名付けるかは水到渠成である」と述べた。


※水到渠成=学問を身につけると、それに伴って徳も自然に備わるということ。または、物事は手を加えなくても、時がたてば自然と望んだとおりになるということ。「渠」は溝や堀のことで、水が流れると、土が削られていって、水の流れだけで溝が出来上がるという意味から。

   蘇貞昌院長は、国民党内部でさえも現在92コンセンサスの内包を検討し始めているとのも述べた。(注1)

注1:国民党は1992年に香港で行った協議の当事者であり、「一つの中国(台湾側解釈ではそれぞれ解釈する中国は異なる)」に合意したため、これにこだわり親中的な政策を行なってきたが、今年年初の総統選及び立法委員選挙で大敗した関係で、92コンセンサスを見直そう(つまりは「台湾は台湾」という考えに寄ろうとしている)としているのかもしれない。

2020年3月17日 編集・翻訳(八度妖)

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