スクープニュース:中共情報員が豪州へ逃亡

既にこのニュースが報じられてしばらく経ちましたが、動画で話していた内容(原稿)を文字ベースとして残します。

   11月23日(土)、オーストラリアのいくつかの大手メディアは震撼するニュースを報じた。先月、ある1名のオーストラリアに滞在している中共情報員が重要資料をオーストラリア保安情報機構(ASIO)へ渡し、彼はASIOに提供した宣誓声明の中で「私本人は過去に一連のスパイ活動に参与した」と述べた。彼はその後、豪州TCNの「60ミニッツ」のインタビューを受け、彼は中共がどのように金銭で買収を行なっていたのか、甘い誘惑と威嚇脅迫などを使い民主社会に対して大規模に入り込んでいたかを述べた。彼は過去に直接参与した人物であると述べ、公衆に向けて、これら真相真実を語った。中共高級情報員が中共当局と決裂し、海外での中共が世論と焦点に及ぼす影響力について公開した。本紙は当事者である王立強氏に対して独占インタビューを取り上げる。

   王立強氏は幼いころから絵を描くのが好きで、10数年絵を描き続ける努力をして、ある美術学院に合格し、過去には2回の全国規模の美術展覧会に参加し賞を受賞したこともある。その後彼は情報員の訓練を受け、スパイ事業に進むこととなる。彼は過去には香港及び台湾に入り込み、香港の民主運動及び台湾の選挙を操るというような北京当局の情報工作を行なったことがある。彼はまた香港銅鑼湾書店関係者拉致事件にも参与したことを漏らした。

記者:なぜあなたは中共と決裂することを選んだのでしょうか?

   私の仕事は中国大陸国防総参謀部に所属する香港中国合弁会社でした。自ら一連の民主道義に対する違反とメディアと世論を操作するスパイ活動に参与したことがある。この過程で中共の香港人に対する所謂人権民主の抑制について深く知ることができた。実際は天網(中国大陸で実施されている監視カメラとAIを使った監視システム)と同じで一人一人の意識や行動形態などを監視し続けていた。中共の行いは完全に世界の民主と人権を侵害する専制組織である。

   但し、年齢を重ねるごとに世界観が変わっていき、私は反党反共の心があることがはっきりしていき、この組織を離れることを計画した。特に家庭を築き、子供の出生と共に、このような心の中にある私に恐怖を与える意識を強烈に感じるようになり、これらは私の子供と妻、そして家庭に対して大きな脅威を与えるものだと思った。

   妻はオーストラリアで勉強しており、2018年12月に子供と妻に会うためにオーストラリアへやってきて、数か月のオーストラリアで生活したことにより、この国家の民主自由を深く感じた。これは私が中共に従事して世界の民主と平和を破壊する関連の行為に対して更に恥辱的であることを深く感じさせることであった。そのため、私は新たな任務を放棄することを決め、徹底的に中共と決裂した。私はこれ以上民主自由を破壊する工作に従事することは望まない。

記者:新しい任務とは?それは何を指しますか?

   私の新しい任務とは2019年5月28日に台湾へ行き、台湾民主と人権に対して破壊活動に従事することを命じられたことだ。中共が2020年の台湾総統選挙を操り、台湾の独立主権をうしなわせるのを助け、中共が中華民国を乗っ取る準備を行なうことである。これは台湾が永遠に民主を失うことを意味し、このことに私は非常に心を痛め、心の底からこれはやるべきではないと思った。但し私は、もしこの任務を拒否したら身に危険が及ぶことを知っていり、リスクを冒す選択をしてまで、中共と決裂する真の原因である。

記者:では、新しい任務についての具体的な内容を紹介してくれますか?

   はい、私は5月14日に組織が手配した、湖南省国防科技大学情報センターが送信した「王強」という名前の戸籍、誕生日すべて変更されていた新しい中国のパスポート及び香港永久居留身分証と一冊の「王剛」と言う名の韓国のパスポートを手にし、並びに中国パスポートの中にはフランスのビザと出入国スタンプが押されていた。韓国パスポートには出入国スタンプが押されていた。なぜなら韓国パスポートは台湾とアメリカはノービザで渡航できるためであり、香港の身分証は私が香港の出入国を便利にするためであり、新しい任務のためにすべてが準備されていた。

中共情報工作は、名も無き「英雄」になる必要があり、新しいパスポートを手に入れた瞬間に「王立強」という人間はこの世から消えてしまうことを意味している。私は、ただこの一つの道しかなく、退路がないことを目にして、もし私が5月28日に台湾へ行く指令に背いたら、中共当局は必ず私を処刑し、父母も道連れになるであろうと思った。

もしかしたら私は事情を多く知りすぎているからか、中共との決裂を決めたあの瞬間から、私は毎日肝をつぶしておびえている。誰に対しても、何に対しても警戒と疑いを持ち続けている。これは私の精神を崩壊させている。それは中共は香港と台湾、そしてオーストラリアにまで私を狙いに来るからである。

記者:では、あなたの働いていた会社について紹介してくれますか?

  私の家庭の政治環境は情報組織の要求に符合しており、それに加え、私個人の努力もあり、私は上海にある香港資本の会社で文化産業開発を担当する仕事に推薦されました。その背景には国防部総参謀がありました。そしてその後、私が香港にある有名企業「中国創新」と「中国趨勢」に行くと、この2社は中国国防総参謀部所属の中国資本の会社であり、入社後、会社の総裁が向心氏とその婦人であることがすぐにわかった。それは私の特技で、常に向心氏の婦人へ絵画を教えていたからだ。私と彼ら夫妻との関係はますます緊密なものとなった。

   向心は実は本名ではなく、彼は南京理工大学を卒業し、国務院鄒家華副総理担当秘書という職を得て、その後国防科学工業委員会で軍事研究を担当し、長期にわたり国内の大型情報機構に携わった。彼と婦人はどちらも中共の上級シークレットサービスである。

   中国は次のようなことを考えていた。1997年香港返還の際に、中国軍幹部、聶榮臻の娘聶力及び聶榮臻の娘婿の丁衡高上将の派遣により、中央から向心の名で香港の株式市場に上場している「中国創新」と「中国趨勢」の2社を買収するよう指示があった。また軍民を融合し発展させ、通信などを主な業務にして、その会社は中共最高情報機構直属のスパイ拠点と指令所になった。向心は一つの強力な情報収集グループと実行グループを構築し、直接香港と台湾を操っていた。

記者:香港の情報網はどれくらい大きいものですか?

   非常に大きい。香港のメディアの中で、公開されている中共の代弁メディアでは、その主要な責任者はすべて非常に重要な情報連絡員であり、かれらは非常に強大な情報組織を築いており、中共の専制思想の宣伝する役目を持っているだけでなく、各国の情報を収集することも担当しており、香港人の一挙手一投足を監督し、民主運動家を攻撃している。

つまり、情報は結局のところ最後は「中国創新」と「中国趨勢」の向心の手の中にあり、中央へ報告される仕組みだ。

記者:いくつか例を挙げてくれますか?

   例えば香港のあるテレビ局の幹部は、彼の身分は中央軍委員総参謀部の正師級軍職官員であり、彼は向心の命令を直接受けて、香港法輪功等の活動に圧力をかけたり、香港独立分子の動向の情報収集をしたりすることが主な工作であった。たった1つのメディアが中共当局から5000万人民元(約7億5000万円)もの活動経費を毎年獲得していた。中共軍が秘密裏に行った「銅鑼湾書店事件」を実行したその年、私は、向心と実行者の間を取り持つ役目をしていた。

   「中国創新」と「中国趨勢」は大陸と香港の大学生を支持する「中国教育基金会」を設立し、その名をかたり、実際は情報員なのだが、学生に対して中共政策を宣伝し、反共の人のいかなる情報も収集していた。私はその中で実際に工作を実行していた。例えば会社の旗の下では中国科技教育基金会が毎年中共から5億元(約75億円)の支援を受けており、それは大学の学生の一切の思想動向を制御することを専属で行い、大陸の香港に対する所謂優遇政策を宣伝することであった。香港大学の中の情報工作を進める人員はすべてこの2つの会社に所属していた。

記者:「中国創新」と「中国趨勢」の情報の目的は香港の意識形態なのでしょうか?

   会社の創立は、初めの頃は中共が世界の軍事情報、世界の先進的な武器の売買、先進的な軍事技術を盗むためだった。初期の会社は聶榮臻家族と葉劍英家族に頼るところが多く、初期の目的は軍事衛星と航空事業及び武器の弾道研究方面の情報を収集(盗んだり購入したりを含む)することであり、それを中共軍に報告することだった。

   会社のスパイは中共幹部からの命を受け、香港にいる政党による反対勢力を消すことをたびたび行ない、また、そのような反対勢力を監視していた。私は直接、著名な中共元国家副主席李源潮の退任事件に参与していた。

記者:では台湾について紹介してくれますか?

  台湾に入り込み、台湾選挙を操る工作は向心婦人が直接操作していた。

   2018年の統一地方選挙では、私は直接参与と操作をしていた。私たちは大陸香港台湾の3つに20数万のネットアカウントを作成し民進党を攻撃しただけでなく、グループアカウントを数多く作成し、ネットでのいじめもおこなった。私たちはそれ以外にも陸海空「三軍」を作成し全面的に台湾選挙を攻撃した。空軍とは、台湾ネットワーク会社とメディアを資金援助することであり、メディア会社については私たちは15億人民元(約225億円)を使った。陸軍とは大陸大学生、香港学生、団体観光客に金銭を渡し、台湾の学校や廟宇(台湾の先祖を祀る宗教施設)等に統一戦線を仕掛け、中共に傾向する候補が当選する土台を作らせた。海軍とは直接候補者に寄付金を出すことであり、最も典型的なことは、海外からの寄付金を台湾の候補者韓国瑜に行うことであった。香港から海外名義で寄付した額はおよそ2000万強(約3億円以上)の人民元である。

私たちは台湾の統一地方選挙の操作は非常に成功しており、結果として国民党が大勝利であった。国民党のどこにそんなにお金があったのか?実は私たち中共統一戦線が大勝利を獲得したのであった。

   2020年の大選挙(総統選と立法委員選)を臨むにあたり、中共は蔡英文総統が再選しないよう惜しみなく代価を払い、少なくとも世論上では台湾を混乱させることができた。私たちが知っているのはこれは非常に難しいことであったが、向心婦人は事前に大量の準備を仕込んでおり、彼女は私が5月28日に台湾へ行った際に、既に把握している台湾のメディアとネットの状況を管理することに協力するよう求めた。中共が望む2020年大選挙の制御するレベルに達するくらいに。

私は香港の情勢を見て、本当に私自らの手で台湾を香港のようにするのを望まなかった。そのため、私は諦めた。

記者:大量の準備を仕込んでいたとはどんなことでしょうか?

   私の専門は大選挙のために、台北101ビルの〇〇ホテルを含む多くの情報拠点を設立することであった。私たちはすでに50数個のネット会社とライブチャンネルを設立してある。私たちは全方位で各媒体領域に入り込み、それは既に成功を収めている。大手会社の経営陣はすでに金銭を受理し私の工作に対応することを受け入れている。私と直接つながっている幹部は30人にも達しており、例えば、〇〇時報の総責任者、〇〇大学校長、〇〇文化センターの総経理、または多くの政治家や関係者と黒社会のリーダーである。私たちは一人当たり毎年200万~500万人民元(約3000万~7500万円)を支払っている。彼らの工作は私たちに替わってスパイ活動を展開することと各方面に入り込むことを援助することである。

   台湾人の民意方向を変えるために、私たちは台湾の各メディアに多くのお金を投下した・例えば中天、中華電視、東森、TVB等である。私たちは台湾メディアを利用して私たちの目標を宣伝させた。

記者:あなたは中共がオーストラリアにも入り込んでいることを理解していますか?

   中共情報網はオーストラリアに対しても、すでにあらゆるところに入り込んでいる。恐らくオーストラリア保安情報機構(ASIO)の想像を大きく超えるくらいに。彼らは黃向墨を捕まえたが、実は黄は大して大物ではない。彼もまた香港の向心に対して報告を行なっている。数年前、黄はオーストラリア商人と政治家や関係者たちを連れて向心に合わせようとした。安全のためであろうか、会う場所は香港ではなく広州になった。

   事実、オーストラリアにも正真正銘の大人物がおり、彼はキャンベラに身を隠しているし、私は会ったことがある。

記者:ではあなたの未来はどのようにしますか?

   私は一歩踏み出してしまった。実際は非常に恐ろしい。私は中共当局が私を許すわけがないと思っている。私は知りすぎている。しかし、すでに決断したし、道義に反してためらうことはできない。現実を見なければならない。私はオーストラリア政府が私を保護することを望む。この危険な状態を切り抜けさせてほしい。ことが落ち着いた後に、私は自身の芸術天国に戻り、絵を描き続けたい。

2019年11月25日 編集・翻訳(八度妖)

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