中国労働者1名 ハンタウイルスに感染し3時間後死亡 乗客29人緊急隔離

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   武漢肺炎の流行が継続して拡大している中、中国では新たなウイルスが侵入した疑いがある。今月23日深夜、中国で30名の労働者を乗せた1台のバスが、雲南省で出稼ぎ労働者を迎えて、職場である山東省へ向かう途中の陝西省安康市で、その中の1人が突然発熱を訴えて、合計4名が病院へ運ばれた。しかし3時間後に、そのうち1人の労働者の死亡が確認された。病院はハンタウイルスに感染したことを確認しており、現在残りの3人についても検査中である。バスに乗っていた残りの29人は現在全員隔離されている。

  メディアの報道では、この労働者移動バスは山東省の水産食品会社がレンタルした大型バスで、バスには合計2名の運転手、1名の医務乗員、30名の出稼ぎ労働者が乗っていたが、23日明け方4時頃、車内に同行している医務乗員が一人が苦しがっている様子を見つけ、また彼の付近にいた3人も同時に病院へ送り届けたが、午前7時頃、病院は死亡したことを伝えた。そしてこの労働者がハンタウイルス出血熱で死亡したことを証明し、同バスに乗っていた人達に対して隔離措置を取った。

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ちなみに雲南省から山東省まではノンストップで34時間、2810kmかかるとのことです。労働者が亡くなった場所はほぼ中間地点の安康市となります。位置関係は以下の地図をご覧ください。

ハンタウイルス(Hantavirus)とは

 ハンタウイルスは人に急性かつ高熱を特徴とする疾患を引き起こす。それらは、症状の特徴から腎症候性出血熱(HFRS)とハンタウイルス肺症候群(HPS)と呼ばれ、両疾患を合わせてハンタウイルス感染症と総称する。HFRSは世界各地で風土病として古くから存在が知られ、それぞれの流行地毎に様々な名前(韓国:韓国出血熱、中国:流行性出血熱、北欧:流行性腎症)で呼ばれていたが、1982年、WHOの国際研究集会で、HFRSと統一して呼称するよう決定された。ハンタウイルス肺症候群(HPSは、発症後急速に呼吸困難を起こして高い死亡率(当初は50%以上)を示す急性の熱性疾患として、1993年、米国南西部の砂漠地帯で突然出現した。
  頻呼吸、頻脈、下背部疼痛、肺の両側性間質性の浸潤による呼吸困難が特徴的である。始めの症状は風邪の症状に似ており、咳や38 度から40 度の発熱がある。症状は急速に進行し呼吸困難となる。入院時に見られる臨床症状として発熱、筋痛、悪寒がほぼみられ、嘔気・嘔吐、下痢および倦怠がよくみ られ、他に短呼吸、めまい、関節痛、背痛、胸痛、腹痛、発汗および咳そうがみられ、まれに鼻漏、咽喉痛がある。潜伏期は一般的には2 週間である。

2020年3月25日 編集・翻訳(八度妖)

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