あの産業が伸びている!武漢ウイルスで深刻な経済的影響の中、医療関係以外にも伸びている業種

世界的に武漢肺炎(新型だのCOVIDなどは敢えて使いません)の蔓延により、一部の産業を除き深刻な経済的打撃がある中、台湾では意外な業種の売り上げが伸びている。その理由を聞けば納得です。

それは

自動車、オートバイ

でございます。

武漢肺炎がはやり始めた1月から人々の移動の手段を公共交通機関から車やオートバイへ切り替えたことと、ガソリン価格の下落もあり、新車購入する人が増え、3月の販売台数は例年よりも伸びております。

具体的な数字

では具体的な数字を挙げながらお伝えしようと思います。
台北MRTの3月上旬の一日平均利用客数は延べ181万人となっており昨年の同時期の217万人と比べて1日平均16.5%下落しておりますが、それと反比例して自動車・オートバイの全体の販売台数は伸びており、少なくない民衆が世界的な武漢肺炎蔓延の影響を受けて公共交通ではなくプライベートな乗り物を購買していることが分かると思います。

販売台数

3月の自動車市場の新車登録台数は3万7279台で、年間増加15.1%、月間増加36.3%、オートバイ市場の新車登録台数は7万4493台、年間増加4.64%、月間増加13.02%とどちらの市場とも当初の予想よりも大幅に販売台数が増えています。

台北の通勤ラッシュも

確かに台北MRTは路線が増えたということもあり、利用客が増えており、朝の通勤ラッシュや夕方の帰宅ラッシュ時には、東京のラッシュ程ではないものの人と人とがかなり密接になるため、武漢肺炎が伝染するのでは?と心配する民衆がいるのは当然かと思います。ちなみに4月20日現在台湾での武漢肺炎感染者は400人を超えていますが、その8割程が海外からの帰国者であり、台湾本土での感染者、所謂国内感染者は50人ほどであり、且つそのほとんどが感染経路が把握できるため、極端な言い方をすれば、武漢肺炎に罹る確率は非常に低いということであります。しかし2003年に多くの犠牲者を出したSARSの記憶が強いため、台湾国民は武漢肺炎に対して日本人よりも警戒しています。

面白い制度

ちなみに台湾ではオートバイ購入の際に面白い補助金がある。排気ガスを抑えることができる「電動バイク」に補助金が出るのは、世界的流れから見ると別の目新しいものではないが、「ABS補助金4,000元(約14,000円)」があるという点。ABSとはアンチロック・ブレーキ・システムの略で、ブレーキをした際に、タイヤがロック(回転しない状態)になることを防ぐ仕組みであります。この仕組みがあると、タイヤがロックし続ける状態にならず、効率的に制止することが出来るだけでなく、オートバイであれば転倒するリスクも軽減できるようになります。特に雨の日など路面が滑りやすい状態でタイヤがロックするほど恐ろしいことはありませんし、急ブレーキをするときにはどうしてもブレーキレバーを強く握ってしまうため、タイヤがロックすることが往々に発生します。
このような補助金があればちょっと高くてもABS搭載のオートバイを購入するきっかけになると思います。皆さんご存じのように台湾のオートバイは物凄い台数が街中を駆け回っていますし、ライダーもドライバーも運転も荒い人も結構多く、頻繁に事故が起きているので、ABSのような安全に関わる仕組みが搭載された車両の購入を促す補助金は良いと思います。


滝のように次々とバイクがやってくる様子

2020年4月20日 編集・翻訳(八度 妖)

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