インテリジェンスを語る柏原竜一氏の塩対応

個人名を出した反論はあまりしたくのは無いのですが、インテリジェンスを研究している柏原竜一さんという方が、私のTwitterのツイートを引用して「アンチを斬る!」という動画を出していた方がいたので、今日はそれについて反論させていただきます。
(ちなみに動画では、私をメインに斬っているわけではありません。私を斬っているのは、ほんの数十秒だけです)

まず、柏原氏の動画で何が焦点か?ということですが、タイトルどおり某著名人のアンチを斬るという内容ですので、その著名人に対して反論していたのですが、その反論にまた反論するという形のないようでした。その中でほんの数十秒なのですが、私のTwitterのツイートが挙げられていました。

その話題というのは、TSMCが日本に拠点を置く事に関して、某著名人が

血税900億円をプレゼント

というような主張をしていて、愛国と言われる人たちの愛国心に油を注いで、tsmc誘致反対の声を大きくしていました。しかし、半導体の専門家の服部毅先生など、多くの人が「tsmcに血税が投入されるのはフェイク」と断言するなど、それが嘘だということがバレているのに、それでも、「血税投入」を擁護する人が出てきました。その擁護する人の1人がインテリジェンスを語る柏原竜一氏であって、彼のYouTubeチャンネルでそれについて触れていました。4月29日に動画をアップしてその動画の15分43秒あたりから私のTwitterのツイートを引用して説明しております。

動画は非公開となってしまったので、替わりにサムネイルを貼っておきます。

流れをさっと説明すると、

ネット上でtsmcに血税投入がされるという噂が広がり、それはフェイクだという声とフェイクじゃないという声が出始めておりました。そして私がフェイクじゃないという主張する人に対して、「tsmcが100%自己資金で研究センター作りますよ、という公式見解を出してますよ。血税投入はデマでしょ」というツイートをしたところ、柏原氏は

2021年1月5日の日本語版Bloombergの記事では、TSMCが折半出資で日本で合弁事業を行う予定だと報道しており、ブルームバーグも台湾メディアも報道しているのだから、デマだと言い切るのはおかしいでしょう、

と動画内でという主張をしていました。

ちなみにブルームバーグの記事は、tsmc関係者→台湾メディア聯合報、つまりは中国語→ブルームバーグ英語版→ブルームバーグ日本語版となりますので、1次情報ではなく4次情報となります。しかも、言語も台湾での言葉、英語、日本語と翻訳が複数回入っている点にも注目ですね。このような情報を元にインテリジェンスするのはどうなんでしょうかね。せめて英語の情報を読んでいただきたいなぁと思った次第でございます。

ブルームバーグ記事
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-01-05/QMG9POT1UM0Y01

さて、動画内では、tsmcに血税投入はフェイクだという発する人をばっさばっさと斬っているつもりのインテリジェンスの専門家の柏原氏でしたが、素人の私がなぜ、彼の動画が滑稽というか浅いと感じたかを簡単に整理してみます。

1月5日 ブルームバーグが折半で合弁会社を設立と報道

2月9日 tsmcが公式で完全自己資金で支社を設立とリリース

3月上旬 SNS上で某著名人が「血税投入を阻止せよ」と騒ぎたてる

4月中旬 半導体の専門家や一般人でさえも「血税投入はフェイク」と発言し始める

4月29日 柏原氏が「フェイクと言う奴らを斬る」という動画を配信

時系列おかしくないですか?

1月時点でTSMCの日本拠点が折半出資であるという情報を以ってあれこれ語るのは、全く問題ありません。

しかし2月9日にTSMCが役員会議ですべて自社のみで出資することが決定して、この決定事項が公表されました。

そして3月上旬から4月上旬くらいまででSNSでは「TSMCに血税投入するのは間違っている!」というような論調が出て来たわけであります。まぁ、この時点で、2月9日のTSMCの公式見解を知らなかったという前提であれば、騒がれるのも仕方ないと思います。実際私もこの公式見解を見落としていた訳でありますから。

4月中旬頃から、「あれ?経産省ってtsmcに血税投入するなんて一言も言っていないぞ」という声が上がり始め、私も血税投入してないんじゃないの?とツイートしたところに、4月29日、柏原竜一氏が「アンチを斬る」というタイトルの動画をあげて、ブルームバーグ日本語版ではそう報道していた。だから、血税投入はデマともフェイクとも言えない、と主張している訳です。

もう一度おさらいしましょう、ブルームバーグの記事、先ほど説明したように1月5日の4次資料となるニュースをベースに血税投入はデマとは言い切れない、と言っておりますが、2月9日にはtsmcの公式リリースを見てください、という投稿をしたのに、それを見ることなく、いや、見たのかもしれませんが、まったくそこには触れず、ただ単純にブールムバーグが~!と主張するのはインテリジェンスと言えるのでしょうか?時系列で考えると、如何に滑稽なのかがお分かりになったかと思います。


しかも、この後の柏原竜一氏の対応が

非常に塩対応

その動画や彼のTwitterに対して、私を含めたいくつかの反論があったものの、その反論する人をブロックしたり、コメントを削除(正確には第三者には見えないような形にすること)を行ない、挙句の果てには、反論者を「工作員だ」と言い切り、そんな工作員は相手にしない、忘却が最善の策です、と仰る始末でございます。私なんかは「今後の書き込みはご遠慮ください」と、私の名前を出しておきながら、議論もさせてもらえない状態。

更には、柏原氏は「某著名人のビジネスパートナーが人民解放軍と繋がっていることを見せるために、写真をあげているけど、ソースが無いので信用できない。こういうやり方は工作員のやり口だ」と動画内で名指しで批判されていた八洲子さんという人なのですが、コメント欄にその写真の出所となるURLリンクや情報を書き込んだ所、そのコメントを消すという、インテリジェンスを研究している人として情報を消す、人々に伝えないというあり得ない対応をしております。


また私の動画にも

「柏原さんの某著名人の応援動画にコメントしたら、消されてしまいました。賛否両論から討論の企画をお願いしつつ、検証主義派の人達は、資料にもとにしてファクト・チェックしているだけでは?、顔出ししないのは内部告発しているのでは?という趣旨を書きましたが駄目でした。以下省略」

というコメントがありましたが、柏原竜一氏はコメントを消す行為は結構行なっているようですね。まるで言論統制を行なう某国の手口ですね。


ちなみに私は、コメント欄のコメントを削除することはあまりしませんが、YouTubeが自動的に非表示、つまりは別アカウントから見えなくするようにすることがあるので、時々チェックして非表示状態を表示状態にすることをしております。

削除するコメントは、個人への誹謗中傷、連続した同じ書き込み(宣伝行為ですね)、差別的な発言、など、基本的にはYouTubeのコミュニティガイドラインに違反したコメント、違反しそうなコメント、そして「台湾は中国の一部だ」という中華プロパガンダに関しては削除しております。

最後に、話はちょっとずれてしまいますが、私のようなチャンネルのコメント欄にも「台湾人は所詮中国人だ、漢民族だ」というようなコメントを頂きます。現在中共憎しの輿論が広まりつつある中で、一点忘れている事があります。それは、「台湾人=漢民族」というのは中国プロパガンダだという事ですね。中国は台湾をどうしても自分のものにしたいがために、血液のDNA的にも歴史的背景を見ても、漢民族の血は入っているものの台湾人は「オーストロネシア系民族だ」という事実を隠そうとしているわけであります。台湾人の先祖は所詮は漢民族と認識していたら、その考えをぜひ捨ててください。その考えをして得をするのは中国、中国共産党と中国国民党の連中なのですから。

ちなみに、台湾の中国国民党や中華統一促進党のようなチャイニーズであることを主張する連中の中には、所謂外省人がいるのはもちろんのこと、所謂本省人と言われる人たちも一定数いますので、現代台湾を語る上で、外省人・本省人というステレオタイプの考えで判断する事は、誤った判断を下すことにもつながりますので、ご注意ください。

例えば、tsmcは浙江省出身のモリス・チャンという外省人が創業した会社だから、tsmcは中国企業だ、というような話や、オードリー・タンIT大臣は外省人で、マルクス主義者で、左翼で共産主義者ではないか?というような話ですね。細かい話は長くなるので止めておきましたが、お時間あるときに下の動画をご覧いただけると幸いです。

2021年5月7日 編集 (八度妖)

YouTubeでも同じ内容を話しております。

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