怪しさ満点の行先!中国船が東太平洋に出現 ハワイ軍民が疑う

今日は台湾メディアから中国海上民兵についてのニュースを和訳いたします。

3月下旬以来、200隻以上のの中国海上民兵の船が南沙諸島ウィツムリーフのフィリピンのEEZ内に押し寄せフィリピンからの強烈な抗議を引き起こした

  中国政府の補助を受けた船隊が、海産物と更なる影響力を求めるために、はるかに遠い水域まで進出しており、既にハワイの漁民と米国軍の共通の懸念事項になっている。これら船舶は過度な漁業を行なうだけでなく、威嚇行動もとっている。

  ハワイのニュースサイト「ホノルル・シビル・ビート」の報道によると、中国船が最近ハワイ群島の近くに出現する事が急増。ハワイ延縄協会の執行役員Eric Kingma氏は、これら船舶は時々漁業を行ない、時々東太平洋を航行し、また偶にただ海上に停泊するなど行き先が非常に怪しく、「徐々にハワイに近づいている」と指摘。

  Kingma氏は、中国漁船は往々にしてハワイの延縄漁船より水揚げ量が多く、またハワイ船隊をマグロ漁獲エリアから追い出そうともしている。ハワイ漁民は中国船が彼らの船に近づきありとあらゆる挑発を行なうことに言及した。

  米国沿岸警備隊(USCG)は昨年9月に発表した報告では、非合法、無通知及び指示に従わない操業は、海上での窃盗行為にあたり、公海上の安全を脅かすものだとしている。これらの行為は地域と国家の安全を侵食し、海洋規則を以って基礎的な秩序とすることを脅かし、海産物獲得と供給を侵害し、合法的な経済活動を破壊することである。

  昨年10月、米国家安全保障問題担当大統領補佐官だったロバート・オブライエン氏は、米国沿岸警備隊は現在西太平洋に巡視船を派遣させ、海上の安全にかかわる任務に就いていることと、中国の非合法な漁業と船舶に対する嫌がらせについても言及している。

  報道によると、人々が水産資源の枯渇を懸念するのみならず、昨年12月には米海軍、陸戦隊と沿岸警備隊は、中国の「多くの艦隊を派遣」には、「民間船舶に偽装した海上補給船」が含まれており、ベトナムとフィリピンなどに対してこれら船舶を用いている、と警告した。

  あるアナリストはここ数年中国軍と表面上は民間船舶の南シナ海での協力的な行動を注視してきたが、北京当局はこれら民間船舶を軍と同じように扱う戦略を立てる可能性があり、太平洋での影響力を更に拡大させる狙いがあると分析している。曾て太平洋艦隊情報主任だった退役海軍大佐ジェームズ・ファネル氏は、中国漁船隊の行動は国家的な行動になっていくと指摘した。

  中国政府と中国漁船隊の関係は補助だけではなく、後者はいずれ中国の「海上民兵」になりえる。中国国旗を掲げた中国漁船は中国海軍の偵察と、主権を争う南シナ海海域の監視、時には隣国の船舶との衝突を行なっている。


はい、以上が記事の和訳でした。


  ネットでニュースを仕入れている皆さんであれば、中国漁船が海上民兵になり得る事、そしてそれが我が国尖閣諸島やひいては沖縄列島に対しても脅威になることはご存じかと思いますが、今度はなんとはるか離れたハワイ近海にまで展開しているとは、驚きです。中国の民間漁船が尖閣諸島周辺まで来るのに燃料代を考えたらペイ出来ない、つまりは北京当局からの補助があるからできると言われておりますが、北京当局は無料で燃料などを渡している訳ではないので、尖閣近海で漁をする以外の目的があるのは明白ですよね。
今回はハワイ近海にまで来ている、遠洋漁業ということで、記事内にもあったマグロを乱獲していることが想像に難くないですが、それ以外の任務もあるということを米国軍が警戒している事にも注目ですね。
中共がこういう海上民兵を使うという点、本当に厄介ですし、その辺の法律に関して日本は全然対策出来ていないために、海上保安庁や海上自衛隊がまったく手を出せないという点、恐らく中共側はしっかりと研究していると思います。この辺を何とかしてほしいと思うこの頃なのですが、そういう政治家が非常に少ないのは、本当に心配でございます。

2021年5月21日 編集・翻訳(八度妖)

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