外国メディアが台湾疫病情況を分析 陳前副総統:日本の教訓を参考にできなかった

今日は武漢肺炎が台湾で猛威を振るっている状態ですが、前副総統の陳建仁氏が防疫に関して日本に触れていたので記事を和訳します。

外国メディアが台湾疫病情況を分析 陳前副総統:日本の教訓を参考にできなかった

  武漢肺炎(新型コロナウイルス、COVID-19)が深刻な状況だが、海外メディアは台湾とシンガポールの状況を報道し、陳建仁前副総統は、以前日本の風俗業でクラスターを起こした事例を指摘し、日本の失敗を我が国でも活かせなかったと述べた。

BBCの報道では、陳前副総統は、以前日本の風俗産業でクラスターが発生し、風俗業はウイルスの温床であったが、我が国は日本の教訓を生かすことが出来なかった、と述べた。陳氏は万華茶芸館でのクラスターでは、多くの感染者が当該地域を訪れたこと認めようとせず、感染症拡大の把握が困難であったと述べ、「これは私たちに、ごく小さなルール違反であっても、ウイルスが拡散してしまう事を教えてくれた」とも述べた。

  記事内では、台湾とシンガポールを比較するとシンガポールはワクチン接種率が高く、約3割の成人が1回目の接種が完了しており、東南アジアでは最高の接種率であり、今年の年末までにすべての国民に接種を行なうよう努力しているが、現在ワクチン供給に課題があると書かれていた。

  陳前副総統は、「我が国はグローバル企業からワクチンを購入する事に全力を尽くしているが、その効果は甚だ小さい。ワクチン供給を維持する唯一の方法は国産ワクチンであり、これは台湾にとって非常に重要である」と述べた。台湾国産ワクチンは最も早くて7月に民衆が接種できる予定である。

  シンガポールと台湾は最近感染症が拡大しているが、台湾の中華航空クルーがノボテルホテルで感染症を広め、シンガポールはチャンギ―空港の空港職員がクラスターを引き起こした。シンガポールは、感染した職員がリスクの高い国との接点のある高いエリアで働いており、その後関連職員は民衆が使える空港内のレストランで飲食して、それが原因でウイルスが拡散したことに気が付いた。多くの感染者からインド変異種のウイルスが検出された。シンガポール政府は既に空港を訪れる旅客を国家別にリスクレベルに応じて分けるようにし、また空港職員の勤務地もリスクレベルにより区別している。


はい、以上が記事の和訳でした。

  確かにこういう大人の社交場ともいうような場所を訪れたことを内緒にする人は多いと思います。家庭を持つ人がこういう場所を訪れたことを認めないということは、理解はできますが、独り身の人が認めないのはまったく理解できません。ただ、今回クラスターを引き起こしたのは、ライオンズクラブの会員たちの集いだったということで、恐らく多くが家庭を持つ人たちだったと推測されます。

  ただ、彼らを弁護するわけではないですが、今まで8か月ほど、感染症とは無縁の社会だったので、家庭を持つ人もこういう場所に気兼ねなく訪れていたのは想像に難くないですし、まさかクラスターが発生するとは夢にも思っていなかったでしょうね。こういう産業は人類誕生の時から存在するとも言われておりますから、なくせ!とか、けがらわしい産業だ、というつもりはまったくありませんが、今回感染してしまった妻子持ちの紳士たちは、お気の毒としかいいようがありませんね。

  ちなみに台北市は昨日20日、市内の伝統市場、ナイトマーケットでの飲食スペースの提供を禁止することを決め、飲食店は原則テイクアウトのみの提供となりました。ちなみにこれを決めた台北市長は柯文哲氏で、お医者さん出身の人物であります。ちょこっとここで政治的な話を入れるとすると、現在彼は2期目なのですが、1期目の選挙は無所属ながら民進党の推薦があり当選したのですが、その後親中路線であることが分かり、民進党からは三行半を突き付けられた人物であります。ネットの中には、民進党の推薦を受けた柯文哲台北市長!というような情報が出回っておりますが、古い情報を混ぜ込み、中共の都合の良いように情報発信をする人が増えてきているのでご注意を。

あとワクチンに関してですが、以前の動画でもお伝えしましたが、台湾のワクチン接種率が1%にも満たない原因として、国民が接種を望んでいないというデータが良く挙げられており、私もアメリカメディアの記事を引用してそう説明しました。しかし、よくよく調べてみると、そういったデータは、最近の疫病拡大以前のアンケート調査結果であったり、メディアによっては接種を希望する人が6割というものもあるので、1つのアンケート結果だけで判断してはいけないと改めて感じました。関連記事はこちらとなります。

  そして何より、台湾のワクチン接種率が低い理由として、ある国の妨害によって、ドイツ製や米国製、イギリス製のワクチンが手に入らないという点が挙げられます。ご想像に難くないと思いますが、あの国の妨害ですね。そしてもう一つ、台湾の癌、ともいうべき中国国民党は、ある国で製造されたワクチンを台湾国民に接種させるべきだとトンデモナイ主張をしております。つまりどういうことかというと、欧米製のワクチン輸入を妨害して、あの国のワクチンを手に入れて、あの国と仲良くしていこうという魂胆なのです。本当に台湾にとっての癌でしかありません、国民党は。

台湾人が口にする言葉で、

國民黨不倒, 台灣不會好
(国民党が無くならなければ、

台湾は良くならない)

というものがありますが、まさにこの言葉通りですね。

2021年5月21日 編集・翻訳(八度妖)


私、八度妖の先祖は長野県出身ですので、長野の美味しいリンゴをオススメしています

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