ハンガリー首相候補6名が習近平へ書簡!当選したら2つの中国資本大計画を即中止

今日は先日中国重点大学の一つ復旦大学設立に税金を投入しようとして市民による大規模デモが起きたハンガリーのニュースとなります。まずは台湾最大の新聞社自由時報の記事を和訳しました。

ハンガリーの首都ブダペストで先月、中国復旦大学の分校を当市に建設することに抗議する大規模デモが行われたが、北京と密接な関係を持っているとみられているオルバーン・ヴィクトル首相は現在最も厳しい立場に立たされている。現地時間火曜(6/22)に、来年オルバーン首相と総理の座をかけて争うであろう6名は、もしこのうちの1人が当選したら、中国復旦大学分校設立とブダペスト・ベオグラード間鉄道を含む2つの大型中国資本プロジェクトを即刻中止するという主旨の書簡を共同で書き習近平国家主席に出たと宣言した。

《ロイター》の報道では、長期間にわたり分裂していたハンガリーの野党は、来年予定されている選挙で、オルバーン首相に対抗する候補1人を立てる計画であり、これはオルバーン政権11年以来最も厳しい挑戦になると予想されている。オールバーン首相は自身を「非自由主義者」と呼んでおり、彼が執政している間、ロシアと中国との密接な関係構築を行なったために西側盟友は激怒している。

オルバーン首相と北京とで交わされた共同プロジェクト内で最も注目されたものに、ブダペストに上海復旦大学分校を設立する事と、中国企業にハンガリー・セルビア間の鉄道路線建設をさせる事である。

6名の候補は、習近平へ宛てた書簡の中で、彼らは来年の選挙に於いて、どの候補者が当選しようと有権者の明確な意思を尊重し、当選後この2つの大プロジェクトを即刻中止することに合意したと明らかにした。カラーチョニュ・ゲルゲイ ブダペスト市長、左翼自由民主連盟のクララ・ドブレフ候補、そして自由派のアンドラーシュ・フェケテ-ジュール氏らがFacebook上で書簡の内容を公開している。

報道では、ハンガリー政府のスポークスマンはこれについての回答は行なっていない。しかし、オルバーン政府は過去に、鉄道はハンガリーへの投資を確保しており、大学は最先端技術と専門的知識をもたらすと表明したことがある。


はい、以上が記事の和訳でした。

  先月、ブダペストで復旦大学設立に反対する大規模デモがあったことは皆さんご存じかと思いますが、そうした国民の動き、つまりは民意を汲み取って分裂していた野党が団結して中共からの侵食を食い止めようとする動きがあるということですね。正直に申しますとハンガリーの政治については殆ど知識が無いので、あくまでも自由時報の記事と、その他台湾メディアの記事に目を通して理解した程度ですが、どうも今のハンガリー首相が強引に中共との共同プロジェクトを進めようとしているようで、色々と法案を通している模様です。こうした動きをきちんと国民が関心を持って見つめているからこそ、大紀元のソースで申し訳ないのですが、国民の8割が反対しているという危機感をもっていることです。ですので、多くの日本人にも中共の浸透工作に気が付いてほしいと思っている訳であります。

  ちなみに記事内にあったブダペスト・ベオグラード間鉄道は、東ヨーロッパにおける一帯一路の大規模プロジェクトの一つであり、全長350キロメートル、時速200キロで走行し3時間以内で結び、また既存路線、単線を複線化させるプロジェクトで、中国鉄路国際公司と中国交通建設集団有限公司が母体となって進められます。

  2013年に李克強首相とハンガリー、セルビア首脳が共同声明を出す国際的なプロジェクトである為、大きな力が作用していると考えられるので、ハンガリー首相選挙がどうなるか注目ですね。

左からセルビアのイビツァ首相(当時)・ダチッチ氏、中国・李克強氏、ハンガリーのオルバーン首相

また来年2022年は、台湾では地方統一選挙、フィリピンでも大統領選があってこちらも注目しなくてはなりませんね。あっ、2022年はもう一つ隣国の大統領選もありましたが、あそこは誰がトップになっても変わらないだろうと思っているので正直どうでもいいやと思っております。 いずれにしても一帯一路のヤバさに気が付いた東ヨーロッパの国民が増えてきている事は、自由民主の国にいる日本人、台湾人にもプラスになることだと私は考えますし、日本でも中国の浸透に気が付く人が増えればいいなぁと思った次第でございます。

2021年6月25日 編集・翻訳(八度妖)

同じ内容を動画でも配信しております

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です