あと10mでオーバーラン 中華航空A330松山空港着陸時に減速できず

エアバスA330-300(インシデントを起こした機体かどうかは不明)

  今年6月14日、中華航空が保有するエアバスA330で飛行したCI202便が、上海浦東空港から台北松山空港へのフライトで、松山空港着陸の際に、濡れた滑走路に着陸し、制御コンピュータ1、2、3号系統及びエンジン逆噴射システム、自動ブレーキシステムがすべて制御不能になり、機体の減速に異常を起こし、滑走路ギリギリのところで停止した。パイロットが主導でブレーキをかけて減速し、機体は最終的に滑走路の終端10mで停止した。民航局は、現在異常の原因を調査している。

  交通部(国交省に相当)民用航空局はこの事件に対して飛行安全公告を出し、航空会社にこの機体と同じ型の航空機に対し、制御コンピュータが予期せず無効にならないかリスク管理の実施を求めた。また国内の航空会社が有するエアバス機において、制御コンピュータと減速装置に公告を参照にして安全な飛行が行なえるよう呼びかけた。

現在我が国の航空会社でA330-300を有している航空会社とその数は、5月の民用航空局の最新調査では、中華航空23機、エバー航空9機となっている。

2020年7月3日 編集・翻訳 (八度 妖)

Web管理者感想
  友人に中華航空のCAさんが何人かいるが、こういうニュースを聞くと、本当にドキッとする。今回幸いにも大事には至らなかったものの、制御コンピュータ、逆噴射、自動ブレーキ系がすべて効かなくなるとはかなりの重大インシデントだと思う。私は以前よく台湾に出かけていた関係で、Sky Teamのゴールド会員になり、それからよく中華航空を選ぶようになったのだが、そろそろエバー航空に乗り換えでもしようかと検討している。
ちなみに台北松山空港は市内に位置しているため、空港最寄りの撮影スポットがあり、航空ファンであれば興奮するであろう写真をカメラに収めることが出来る。ただ交通の便が悪いので、バイクや自転車で行く方が良いかもしれない。

 また最近では中華航空(日本での名前は「チャイナエアライン」、英語名 China Airlines)の名称を変更しようという話が国会で議論され始めたという情報も聞いている。中国の航空会社の中に「エアチャイナ」とういものもあるので、事情に詳しくない人にとっては本当に紛らわしい名前であることに加え、現在反中的な情勢で、せっかく良いイメージを持っている台湾人のイメージが悪くなる懸念がある。(チャイナエアラインから降りてきた善良な台湾人でも「あっ、チャイナの飛行機から降りてきた人だからチャイニーズだな」と思われる)

  私個人としては早く改名してほしいと思っている

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