台湾駐日代表と会談 二階自民幹事長

台湾の民進党の大物政治家でもあり、駐日台湾大使でもある謝長廷さんがなんと自民党幹事長の二階俊博氏と会談を行うというニュースがありましたので、時事通信の非常に短い記事の読み上げ、その後に台湾メディアの情報をお伝えしたいと思います。

ではまずは時事通信の記事から

台湾駐日代表と会談 二階自民幹事長

 自民党の二階俊博幹事長は12日、台湾の在日大使館に当たる台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表と、党本部で会談した。中国と太いパイプを持つことで知られる二階氏が、台湾の要人と会談するのは異例という。

時事通信

  はい、以上が記事となります。非常に短いですよね。時事通信の立ち位置というのが私は分からないのですが、この出来事に対して記事として取り上げたのが時事通信と共同通信のみで、しかもどちらも先ほどのように非常に短い文章でした。
こちらのニュースについても台湾最大の新聞社自由時報でも報じられておりましたが、もう少し情報がありました。

1つ目は、謝長廷大使は、蔡英文総統からの贈り物として茶器セットを贈ったというもの。そしてその茶器は先日新しく駐日アメリカ大使に就任したレイモンド・グリーン氏に贈ったものと同じものだと書かれておりました。

これですね。中身が見えないのは残念ですが、台湾には陶磁器で有名な鶯歌という新北市にある都市があるので、もしかしたら鶯歌の茶器かもしれませんね。

二つ目の情報として、これは確定情報ではなく情報筋からの情報ということで、恐らく台湾側サイドの関係者からの情報と思われますが、謝大使が二階氏と話をした内容というのは、6月4日を第一弾として何度にも渡るアストラゼネカ社製のワクチン提供、東京オリンピックにおける様々な協力、そして二階幹事長の地元和歌山県議会が昨年12月に可決された「台湾の世界保健機構(WHO)への参加を求める意見書」に対して感謝の意を伝えたと言われております。

ただ、時事通信では二階幹事長が台湾の要人と会談するのは異例、と記事にもあったように、今回謝長廷大使が二階幹事長に会うのが初めて、というような印象を持たせるような文章ですが、実は2016年に謝長廷大使が駐日大使に就任した際にも自民党本部を訪れ二階幹事長と会っているんですよね。

  ちなみに、二階幹事長は台湾でも「大物親中派議員」として知られており、続報は無いのですが、2016年に会談したニュースは私が調べた限りではそういった記事が無く、そして今回非常に短い文章で、且つ取り上げ方も小さい状態ではあるものの、あの二階幹事長が台湾の大物政治家であり台湾独立派と看做されている民進党の大物、しかも2008年の総統選で馬英九元総統とも争った謝長廷大使と会談したということを取り上げられるようになったということは、意外や意外、中共によるメディアの浸透がほんの少しだけ改善されたのかもしれませんね。ただ、引き続きメディア、政治家、そして発言に影響力のある有名言論人への浸透工作は引き続き行われていると考えた方が良いと思うので、油断大敵である事には変わりありませんね。

  話はちょっと逸れますが、スガ総理は色々と批判が多いものの、対台湾という面に限っては、私個人的には親台派と言われる岸信夫防衛大臣を起用する、ワクチンを素早く提供など、高く評価していい部分もあるのではないかと思っております。ただ、その他の国内外の政策についてはノーコメントとさせていただきます。だってあまり分からないんですもの・・・

2021年8月13日 編集・翻訳(八度妖)

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