チェコピアノ会社が議長訪台のため2500万円失う 富豪が買い取り学校へ寄付

チェコ上院議長のミロシュ・ビストルチル氏らが先日台湾を訪問し、中国外交部長の王毅氏に「チェコに重い代価を払わせる」と言われ、更にはチェコの著名なピアノ製造会社ペトロフ(Petrof)が中国から発注取り消しをされ、巨額の注文書を失う事になった。このニュースがリリースされた後、チェコの実業家カレル・コマレク(Karel Komárek)氏はこの発注取り消しになったピアノの購入を決め、これらピアノはチェコの学校へ寄付することとなった。

ペトロフ社の総裁ズザナ・ツェラロヴァー・ペトロフォヴァー氏は先日、北京の顧客に突然540万チェココルナ相当の発注を取り消しされたことを明らかにした。北京の顧客曰く中国がチェコ製品に対して制裁を実施したためだと言っており、彼らに(発注取消の)罰金を科すことができず、注文取消しを受け入れた。中国市場ではペトロフ社の売り上げの35%を占め、ペトロフ社はチェコと中国の関係悪化を受け、会社の業績に大きな影響をあることを懸念している。

チェコのインターネットニュース配信サイト《iROZHLAS》の報道では、コマレク氏は、ペトロフピアノが中国により禁輸されたことに気が付いた後、彼ら夫婦は基金会の名義でこれら11台のピアノを購入し、これら11台のピアノがチェコの誇りと団結力を象徴するものになることを願ってチェコの学校に寄付することを決めた。

ペトロフォヴァー氏はコマレク氏の慷慨を称賛し、コマレク氏が素早くこの発注を買い取ることを決めたことに驚きと感動を覚え、チェコの学校に寄付されることを嬉しく思うと述べた。

2020年9月9日 編集・翻訳(八度 妖)