中共を裏切った?WHO:カザフの不明肺炎は武漢肺炎

中国が9日カザフスタンで「原因不明の肺炎感染」が広がっており、更にはこの肺炎は武漢肺炎(新型コロナウイルス、COVID-19)よりも致命的なものであると発表したが、カザフスタン衛生部によってこれは「フェイクニュース」だと指摘された。これに対して世界保健機関(WHO)は、カザフスタンで爆発的な感染が拡大しているものの、これは武漢肺炎の症例だと述べた。

中国駐カザフスタン大使館は9日、現地に住む中国国民にカザフスタンでは「原因不明の肺炎」が爆発的な感染が広がっていることを警告する公告を出した。今年上半期だけで既に1772名が死亡しており、死亡率は武漢肺炎よりも更に高いものだとしている。カザフスタン衛生部は10日、カザフスタンの細菌、真菌とウイルス性肺炎感染に対する統計は、WHOの指導方針に符合しており、「中国メディアが流すカザフスタン肺炎の情報は完全に間違っている」と述べた。

カザフスタンは中国駐カザフ大使館の公告を「フェイクニュース」であると譴責し、大使館に公告内容の主題「原因不明の肺炎」を「肺炎」へと改めるよう求め、また「当該病例の致死率は武漢肺炎よりも更に高い」という文言を削除するよう求めた。

メディアの報道をまとめると、WHOの声明では、カザフスタンはWHOの指導方針に則り肺炎病例の分類を行なっており、この肺炎が武漢肺炎である可能性が高いとしつつも、未知の肺炎である可能性も排除していない。

WHO緊急衛生対応チームの主任マイク・ライアン(Mike Ryan)氏は、10日ジュネーブの総本部で行われたオンライン記者会見で、現在カザフスタン政府と協力をしながらこの病例が武漢肺炎と関係しているかを確認しているが、カザフスタンの武漢肺炎感染推移をみると、多くの症例が未診断ではあるものの武漢肺炎の症例であると推測できると述べ、WHOはいつでも連絡が取れるようにしているとも述べた。

7月12日に確認した所、「原因不明の肺炎」「致死率が極めて高い」という文言は変更・削除されていた

2020年7月13日 編集・翻訳(八度 妖)


Webサイト管理者感想

 あれ?WHOどうした?これは流石に中国をかばいきれなくなったのかな?ただ、中国の情報発信元が「駐カザフ大使館」だけなので、中央当局の意向が反映されたのではなく、同大使館が自身の判断で公告を出したのかもしれない。これが成功すれば、中央当局としては儲けものだし、失敗すれば、同大使館のせいにすればよいわけだし。

  また図の説明コメントにあるように、カザフスタンの要求により「原因不明の肺炎」が「肺炎」に、「致死率が武漢肺炎よりも極めて高い」という文言が削除されていた。つまりは予想通り責任転嫁を行なおうとしていた可能性が高いとみて良いのかもしれない。

米 WHO正式脱退 バイデン:就任”初日”にWHO復帰

米国民主党大統領選候補者のバイデン氏

米国が国連事務総長のアントニオ・グテーレス(Antonio Guterres)氏に対して、来年7月6日に世界保健機構(WHO)を正式に脱退すると通知したが、民主党の大統領選候補者バイデン氏は、もし当選したら就任初日に米国がWHOに戻ることを表明した。

  《仏rfi》の報道によると、トランプ米大統領が今回の武漢肺炎流行拡大している中、WHOの運営に対し相当不満を持っており、また今年5月下旬に「WHOとの関係を打ち切る」と宣言し、中国がWHO内部で優位な地位を得ており、WHOは実質的な改革を行なっていないと批判している。米国国務総省スポークスマンは今日(現地時間7/7)、米国が国連事務総長のアントニオ・グテーレス氏に対してWHOを正式に脱退することを通知し、また来年7月6日から有効になるとした。

  報道によると、米国上院外交委員会民主党在籍のロバート・メネンデス氏は、トランプ大統領によるWHO脱退が米国民を守ることが出来ず、米国が孤立すると批判した。民主党の大統領選候補者のバイデン氏は、もし選挙が成功したら(当選したら)、彼は総統就任の「初日」に米国はWHOに戻ると述べた。

2020年7月8日 編集・翻訳(八度 妖)