身分隠し米国へ入国 3名の解放軍人がFBIに逮捕

   米国政府が4名の中国籍の人物が人民解放軍の身分を隠したまま米国へ入国したことが虚偽のビザに当たると非難している。米国連邦捜査局(FBI)は既に3名を逮捕したが、残りの1名は報道によると中国駐サンフランシスコ総領事館に隠れているとされている。

  《BBC》の報道によると、米国司法省は23日に中国人民解放軍が実際の身分を隠した情況で、米国へ入国するための研究者向けビザを申請したとリリースを発布した。その中で「これは中国共産党が我が国の開かれた社会と学術機構を異として利用した実例である」との述べた。FBIも全国25都市で人民解放軍の身分を隠した容疑で審問を行なっている。

  報道の中で、4人は解放軍に従事したことが全くない、あるいは既に退役していると宣言しているが、その中の1人王興(Wang Xin) は6月7日ロサンゼルス国際空港で米国税関・国境警備局の取り調べを受け、彼はその後自分が軍人大学の実験室に従事する解放軍の身分を有していることを認めたが、ビザには2016年に退役していると記されていた。

   残りの宋晨(Song Chen)と趙凱凱(Zhao Kaikai)の両名は7月18日に逮捕された。検察官は、宋晨は既に解放軍を離れていると宣言していたが、解放軍空軍病院に従事しており、趙凱凱は従軍経験が全くないと宣言していたが、実際は解放軍上級研究機構のメンバーであることを指摘している。

※ローマ字からの漢字起こしのため、漢字が異なる可能性があり。Sakaiを酒井とも阪井とも堺とも表記できるのと同じ

2020年7月24日 編集・翻訳(八度 妖)

Webサイト管理者感想

  ふと思ったが、日本でも同じようなことが行なわれていると思っても間違いないであろう。日本の研究機関などで働く外国人も増えてきていると思う(個人的推測で実データ無し)。もし「外国人研究者Welcome」という状態であれば、このニュースにあるように、日本の滞在ビザ申請書類に虚偽が無いかを調べてみるべきだと思う。

台湾軍事情勢》 中国新型車載榴弾砲が就役 中共東部戦区へ配備

中共メディアはPCL181型車載式52口径155mm自走榴弾砲が正式に中国人民解放軍陸軍東部戦区へ配備されたと伝えた

中国メディアによると2019年中国軍事パレードでお披露目されたPCL181型車載式52口径155mm自走榴弾砲は、正式に中国人民解放軍陸軍東部戦区へ配備されたと伝えた。

《SOHU》の報道では、人民解放軍の戦史上、早期の最大の問題は火力不足であり、大型火砲に関しては国民党軍隊の足元にも及ばず、米国の火砲には想像にも及ばない状態であった。

報道では、中国人民陸軍は90年代から強化しており、2009年に就役したPCL09式122ミリ装輪自走榴弾砲がその例である。その後、これをベースに181型車載式自走榴弾砲を開発した。全重量25トン、最高時速100km/hで走行でき、車輪の構成は様々な地形に対応でき、貨車による運搬が不要である。

報道では、最近中国はY-20(運20)大型軍用輸送機でパキスタンへ越境任務に向かったが、Y-20は2輌の181型車載式自走榴弾砲を積載できる。

様々な資料をまとめると、従来からある砲兵は榴弾砲とカノン砲に分けられるが、カノン砲は第二次大戦後共産国家で使用され、榴弾砲の銃砲身よりも長く射程距離も長いが、カノン砲と榴弾砲の区別があいまいである。小型の弾薬を使うのが榴弾砲で、大型の弾薬と一般的に高仰角のものがカノン砲に近いと言われるが、西洋諸国では類似の性能を持っている火砲を榴弾砲と呼ぶことが多い。

PCL181の車内の様子
Y-20輸送機では2輌のPCL181が運べる

2020年4月30日 編集・翻訳(八度 妖)

ここで簡単に中国人民解放軍の戦区について紹介したいと存じます。解放軍は現在中国全土を大きく5つの地域に分けて管理しています。その区内において陸海空各軍が共同で作戦・指揮を行なう機関を作りました。
今回登場した「東部戦区」は台湾や日本に有事があった際に担当する地区であり、今回配備されたPCL181が東部戦区のどの辺に配備されたかまでは不明ですが、最新鋭装備を東部戦区へ配備したり、台湾海峡や尖閣諸島周辺でも挑発的な行動を起こすあたり、非常に不穏な空気が流れていることは確実だと思います。
 しかし素人なりに考えると、このPCL181の射程距離はあくまでも「陸戦」に有効な距離であり、海岸線に配備したとしても、台湾や日本に届くほどではないと思います。どうなのでしょうか。Y-20軍用輸送機で2輌のPCL181が運べるとなると、日本や台湾への上陸作戦が成功した後に使うために東部戦区に配備したとも考えられますね。