北京実家が警察に突入される 王丹:「習近平ヤメロ」の圧力が確実に存在している

王丹氏は実家が習近平の御挨拶を受けたという事より、習近平降ろしという圧力が確実に存在していることが分かると考えている。

  公の場で「習近平下台(ヤメロ)」を提唱している人物らが最近大量に逮捕されており、国際社会の関心を集めている。中国民主化運動家の王丹氏はFacebookで、北京の実家が6月4日前夜に中国警察の訪問を受け、彼の姉に対して警告を行なうとともに、王丹氏の海外で習近平批判を止めるよう求めた。王丹はこれは習近平降ろしと言う事態に直面していることを意味し、だからこそ、このような行動を取っていると考えている。

  王丹氏は、1989年から約20年間、中国警察が北京の実家を訪問し彼の家族を脅してきたことは既に見慣れた光景ではあったが、ここ6~7年は静観する方針であった。特に昨年の天安門事件30周年の時にも誰も訪問しなかったが、今年の6月4日の前夜に、中国警察は動きを見せた。これは天安門事件を気にしているのではなく何か別の事情があることを見ることが出来る。

  王丹氏の考えでは、今回の警告は天安門事件と関係なく、実際は彼が海外に於いて何度も習近平打倒運動をしていることと関連しているとしている。それは同じような運動を行なっている山東省の詩人魯揚 氏も捕まっていることから、この関連性を証明できる。

  王丹氏は、中共は本当に「習近平ヤメロ」という運動を非常に気にし始めていると考えている。なぜなら、彼が今まで海外で様々な活動を何度も行なっていたが、中国政府は気にする様子はなかったが、「習近平ヤメロ」という運動に関しては、中国当局は動かずにはいられないようだ。その原因として、習近平は確実に「ヤメロ」というリスクの下に晒されているため、習近平とその手先はこれらの運動、たとえそれが海外であっても、を気にする所以である。もし習近平の現在のポジションが安泰という事であれば、このような海外での動きに手を出さない、出す必要が無いと判断するはずである。

2020年6月22日 編集・翻訳(八度 妖)

Web管理者感想
記事内にあるように、今までは王丹氏について、気にはしているものの、ここ数年、何か行動を起こそうとしなかった北京当局が、王丹氏の実家に圧力をかけたという事は、やはりニュースなどで伝えられているように習近平・李克強間の内部闘争が激化していることも原因なのかもしれない。ということは、「習近平ヤメロ」というフレーズは習近平体制を崩壊させるには都合の良いフレーズという事かもしれない。ただ、私個人としては、習近平が倒れても中国共産党が残り、独裁体制であることには違いないので、あまり意味が無いと思う。
それにしても今の中国は、武漢肺炎、米中摩擦、印中の緊張、東シナ海での争議、経済不調、蛾の幼虫による被害、バッタによる食糧危機の可能性など様々な問題を抱えているなかで、更に党内の権力闘争となると内部から崩壊していくのでは?と思うこの頃である。