台湾経由の不審な小包 元議員秘書の陳が中共スパイに関与か?

記者会見を行なる与党民進党の国会議員。右から趙天麟、王定宇、林楚茵 敬称略

全世界の各国民衆が最近不審な小包を受け取る事象が発生しており、その中身は使用済みマスクであったり、不明な植物種子だったり、不明な土などであるため、世界各国政府が注視している。民進党立法委員(国会議員に相当)の王定宇氏らは午前(8/25)記者会見を開き、日本側からの情報として把握していることは、台湾経由で転送し郵送された小包のアカウント申請者に、中共スパイ事件で10万元(約35万元)の保釈金を払った元議員秘書の陳惟仁が関与している可能性があるとし、国家安全局、検察調査局に徹底調査するよう求めた。

  王定宇氏は、米国が先日、中国駐ヒューストン総領事館を閉鎖するよう命令した後に、世界各国で不審な小包を受ける事象が発生し始めており、小包の中は使用済みマスク、不明な植物種子、不明な土壌等であり、ある場所ではこの小包によって怪我をしたともされている。最近米国、カナダ、フランスなどでも発送元が台湾となる小包を受け取る事象が発生しており、内容物も一致している。国家安全局の調査チームによると、中国から台湾経由で郵送されているため、台湾に濡れ衣を着せるために台湾が中継拠点の一つになっている。

  王定宇氏は、日本の安全保障関連機関から提供された情報によると、台湾で転送された小包の郵政アカウントの持主は、登録された名前が「陳惟仁」となっており、数日前に中共スパイ事件で10万元の保釈金を支払った元議員秘書と同姓同名であり、また登録された緊急連絡先も陳惟仁のものと同じであった。しかしながら、台湾では昨年国家安全五法が修正され、修正された法律に基づいて処理されなければならないにもかかわらず、これら小包は一般郵便として処理され、なおざりになっていた。

  民進党立法委員の趙天麟氏は、日本の安全保障関連機関の調査では、陳惟仁は中継地点で非常に重要な人物であり、(国安五法)修正前の法律を適用して釈放してはならず、国家安全局と検察調査局は陳が誰の命を受けて行なったのかを徹底的に調査すべきだと非難した。指示を出したのが中共スパイで仮名「黄冠龍」とは関係がないのか?もし新しい証拠が出れば、新法を適用し、中国国家安全関連機関が台湾にいるスパイを利用して小包を発送し、双方(中共と在台スパイ)が共謀してテロ攻撃に類似した犯罪を犯している可能性があるため、徹底的にはっきりさせるべきだとも述べた。

  民進党立法委員林楚茵氏は、中国の脅威に晒されている中、米国は出所の不明の小包の処理する部署を国土安全部へと引き上げ処理させており、台湾に対して誰が不審な小包を送っているのか調べるよう強く求められた、と述べた。

王定宇氏は、実は8月1日に本件に関する記者会見を開こうとしていたのだが、まずは国家安全局と検察調査局に調査の時間を与え、犯人が逃げ出さないよう監視させる役目をしてもらっていたが、日本の安全保障関連機関が陳惟仁という名前であると既に調べあげていた。この時点で台湾側の調査機関は、この事を把握していなかったため、台湾国家安全局と検察調査局が本件を慎重に調査するよう呼びかけていた、と述べた。

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