戦狼外交大失敗!王毅の欧州5カ国訪問 どこでも面子丸つぶれ

 米中関係が緊張している中、王毅 中国外交部長が25日から欧州5カ国を訪問し、欧州が中国と距離を置くことを防ぎ、仲間を探そうとしている。しかし、王毅外相は今に至るまで、どこでも香港問題が影のようにぴったりと付き添っており、(民衆などに)抗議されるだけでなく、各国の要人までが中国の人権迫害問題に注視していることを言われる始末だ。

欧州各地で抗議を受ける王毅外相

イタリア総理が面会拒否 香港民主活動家の羅冠聡氏が香港の為に声明を発表

 メディアの報道によると、王毅外相は25日1か国目として親中の国と知られているイタリアを訪問したが、コンテ首相は王毅外相との面会を拒否し、双方が電話会議を行なうだけとなった。これと同時に、英国へ亡命している香港民主活動家の羅冠聡氏も多くの要人と共にローマで記者会見を開き、中共を譴責し、大手メディアの注目を浴び、大きな話題となった。

 ルイジ・ディマイオ伊外務大臣と王毅外相は会談の後、彼らは伊中両国の協力関係について話した以外に、王毅外相に対して香港問題を提起し、香港人民の権利と自由を尊重すべきだと強調したと発表した。

カナダ外相が王毅外相に中国の脅迫外交は無効だと面と向かって言う

 フランソワフィリップ・シャンパーニュ カナダ外務大臣は25日、ローマで王毅外相と会談をした。シャンパーニュ外相は北京で現在逮捕されている2名のカナダ国民の釈放を即刻行うよう要求し、カナダは中国が香港に対する処理に反対の立場である事を表明した。《ラジオ・フランス・アンテルナショナル(rfi)》の報道によると、シャンパーニュ外相は、王毅外相に直接中国が(ファーウェイ幹部の)孟晩舟氏を釈放させるために「脅迫外交」を使う事は許されないと伝えたことも表沙汰にした。

オランダ議員 台湾香港とウイグルについての話し合い「歓迎」

 王毅外相の2か国目はオランダで、26日当日、多くの民主活動家が中国に対して抗議活動を行なった。オランダ下院議員のマタイン・ヴァン・ヘルバート(Martijn van Helvert)議員もTwitterで王毅外相を「歓迎する」と投稿。王毅外相が両国関係を修復させるためにやって来るので、彼を「台湾、香港、ウイグル族、そして中国で迫害されているキリスト教徒」を含む議題がある国会外交事務委員会にお招きしたいと、皮肉たっぷりに投稿した。

 オランダ外相のステフ・ブロク氏と王毅外相は会談の中で、香港自治と中国人権問題に対して関心を寄せた。ブロク外相は会談の後に香港政府が新聞社の従業員と立法会議員を逮捕した事、立法会選挙が1年延期になったこと、及び北京当局が香港国安法を施行したことに対して憂慮している声明を発表した。

ノルウェー議員が香港人をノーベル平和賞候補へ提言

 27日、王毅外相はノルウェーに到着しエルナ・ソルベルグ(Erna Solberg)首相とイネ・エリクセン・スールアイデ(Ine Eriksen Soreide)外相と会談し、滞在中ノルウェーの議員から香港人をノーベル平和賞候補にするべきだとアドバイスされたが、王毅外相はこれに対して干渉すべきではないと警告を述べた。

仏独訪問前夜 民間人と議員が中国人権に注目するよう要求

 王毅外相が現地時間28日にフランスに到着するが、《ラジオ・フランス・アンテルナショナル(rfi)》の報道によると、マクロン仏大統領は自ら会見を行うが、有識者の見解ではマクロン大統領が王毅外相と会見するのは対等でないとの疑問を呈されているだけでなく、現地のウイグル族組織と香港保守組織が紛々とマクロン大統領が中国の人権に注視するよう呼び掛けている。王毅外相の最終訪問国はドイツベルリンであるが、既に多くの議員が香港問題についてドイツは中国に譲歩できないと声明を出している。ドイツ自民党連邦議員、人権院会のガイド・ジェンセン(Gyde Jensen,MdB,FDP)主席は、Twitter上で、ドイツ政府は香港とウイグル問題を話し合いのテーブルに並べる必要があると表明した。ドイツ緑の党ユルゲン・トリッティン(Jürgen Trittin,MdB,Grüne)議員も、中国の王毅外相が現在欧州数カ国を訪問中に香港民主党議員林卓廷氏と許智峯氏が逮捕されたことに対して、「民主選挙はこのように行うのではない」と述べた。

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2020年8月31日 編集・翻訳(八度 妖)