食糧危機を隠蔽? 中国政府が農民に荒地の耕作を命令

中国各地方政府が農民に荒地再耕作を行ない、穀物を作付けするよう規定している。違反者は田畑没収することになっており、食糧危機に対応するためだと言われている。写真は上海一帯の水田。

武漢肺炎(新型コロナウイルス、COVID-19)が全世界に甚大な影響を与える中、中国各地の民衆は疫病と連日の深刻な暴雨により食糧不足になることを心配している。中国政府は「食糧に問題はない」と説明しながら、一方では、農民に荒地の耕作を要求している。更には耕作した土地には穀物を植えるよう指示があり、従わなければ田畑を没収する懲罰がある。

中国における信教の自由と人権の状況に関するオンライン雑誌《Bitter Winter》によると、中国政府は、中国の食糧は1年以上の消費需要を満たすだけの量を備蓄していると述べているとされる。しかしながら、広州市某村の村民は、政府が村民に対し13日以内に雑草で生い茂った荒地を再び耕作するよう求めており、従わなければ、農地借入権を剥奪すると言っているが、このやり方は将来起こる食糧不足のためであり、政府が言動が一致しないことに疑問を持たざるを得ないと述べた。別の村民は、国家が荒地を再び耕すことを求め、養殖池にすることは許されず、穀物の種だけを植えることが出来ると言われ、穀物を植えなければ、農地借入権を剥奪されると述べた。

浙江省杭州市某村の幹部も、食糧不足に臨むにあたり、現地政府は2年間放置されている荒れた農地の借入権を回収し、養殖池、竹林などに使われている農用地を主要穀物の作付けに改めるよう要求し、もし農地が主要穀物の耕作に適していない場合は、地方政府の審査を経て初めて、他の作物を耕作することができる。

報道では、荒地を再び耕作することは政府の優先項目であるが、中国メディアの報道では、農村の振興、農民の貧困からの脱却支援のために行なっていると言っているが、「食糧危機」とは絶対に口にしてはならない、と伝えている。多くの農民の生活はこれにより計画を狂わされているにも関わらず、これだけ強硬に政策を実施するのは、恐らく食糧危機に対応する者であると考えられる。、

重慶から来た陳という男性をインタビューした際に、現在中国では様々な危機が同時に発生しており、中国政府は米国からの食糧輸入を停止したいものの、国家の備蓄が不足する事態も考えられるため、輸入停止もできないと述べている。陳氏は、政府は食糧不足が発生すると国家安全保障にも関わる問題だと考えている。なぜなら、中国民衆は食べる物さえあれば、どんな逆境にもなんとか耐えられるが、もし食糧不足が起こると、平穏な手段では済まされず、制御できない事態に発展するからだと述べた。


はい、以上が記事の和訳でした。

農業の専門知識がないので、記事内の日本語がおかしい所があると思いますが、端的に申し上げると、

荒地でもなんでもいいから、食べ物になる穀物を育てろ!言う事聞かないなら、土地の使用権を剥奪してやるからな!

という事です。
連日の大雨なので、長江の中流、下流域で洪水が起きて、田畑が水浸しになれば、収穫量に大きな影響を及ぼし、記事内にあったように国民は腹を空かせるのだけは耐えられない、という国民性を考えると、確かにこういう命令を出すのはあり得ることです。
しかし、果たして今回の大雨が影響しているのでしょうか?というと、恐らくそれ以前からこうした命令は出されていたとみるのが正しかと思います。
その理由として、

1.中共は現在、多くの食料をすでに外国から輸入しています。国内自給率を上げるために、そして農民の貧困脱却、農村の振興を考えると、こういうちょっと強引なやり方を進めているのかもしれないのかもしれません。というのも米国やオーストラリアにとっての農業での大顧客は中国でしたが、現在全世界にあれが蔓延して、食糧不足が心配されている状態、つまりは世界各国が米国やオーストラリアから食物を輸入しようという流れになると予測されるため、そうなると、中国が大顧客にはならない、つまりは思うように食糧が手に入らない、外交のカードを失ってしまう状態になってしまうからです。

2.2月3月の頃からサバクトビバッタが来るかもしれない、という予想もありましたし、ツマジロクサヨトウの幼虫の被害が出ている、あとは家畜に対する病気も流行っているという状態なので、それを見越してだいぶ前からこういう命令を出していた、もしくは出そうとしていた状態かと思います。

3.最後に決定的な証拠。上の写真をご覧ください。こちらは、広東省陽江市の荒地を再び耕作する現場で開かれたイベントです。日付は3月24日になっているので、3月時点で既に農民に対して、荒地もどんどん耕せ!と要求していたことが分かります。また他にも5月12日に養殖池を穀物を育てる農地に変更しろという指示があったということが書かれていました。

5月12日にも耕作するよう指示があったことが分かる

ということで、今年初めに発生したアレだけでなく、ツマジロクサヨトウの幼虫、バッタ、イナゴ、そして動物の疫病と今回の大雨が起きる以前に食糧危機が予想されていたことが分かったと思います。ですので、現在進行形の事象に惑わされずに、的確にニュースを読む力を養う事は大切だなぁと感じました。偉そうなことを言っておりますが、私はただ台湾メディアが報じていることをあたかも偉そうに自分の主張のように語ってるだけであり、本当は何にも中身のない人間なんでございます。

  食糧危機なんて発生しないことに越したことはないですが、もし発生してしまったら、これは対岸の火事ではなく、日本にも影響してくることだと思っておりますので、今後もぜひこういうニュースに目を向ける習慣をつけていただければと思います。今年2月から4月くらいまで、マスクが手に入らない状況が続いておりました。更にはそんな状態でもありながら、ちょっとオツムの弱い政治家や親中的な政治家があの国に寄付するなどと言うことをやっておりました。死活問題につながらないマスクだからよかった、良かったというのも変ですが、マスクだったからあまり大きな被害が出なかったものの、食糧危機で、「雪中送炭(せっちゅうそうたん)、備蓄米を10万トン、20万トンを寄付するのが、お隣の国としての義務だ」なんて言い出す政治家が出たら、大変なことになるかもしれません。私はそれを見越して、家には乾麺を1か月分くらいは備蓄してあります。そして所謂「ローリングストック」というやり方で、乾麺を食べたら食べた分だけ買い足して補充するというパターンでやりくりしております。

  いずれにしても、世界的なアレに関して政府の対応が後手後手になっているのを見ておりますので、この食糧危機については、なるべく政府に頼らなくてもいいように対策したほうが良いと思った次第でございます。

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2020年7月17日 編集・翻訳(八度 妖)