白黒映像のカラー化手順

最近はAI技術を使って無料で白黒写真をカラー化するサービスが登場しておりますが、とうとう白黒映像も無料でカラー化できるようになりましたので、ここでカラー化する方法手順を記載したいと思います。

※この映像は比較的白黒とカラーの差がはっきりしていたため引用したのであって、戦争を美化するという意図は決してございません。
  1. 前提条件
  2. 手順1 カラー化できるサイトへアクセス
  3. 手順2 カラー化エンジンを起動させる
  4. 手順3 カラー化するためのプログラムを立ち上げる
  5. 手順4 いよいよ映像をカラー化する
  6. 長時間の映像のカラー化手順

前提条件

Googleアカウントを持っておりログインしている状態である事
・PCまたはタブレットを持っている事
※スマホでも可能だが「ブラウザのPCモード」を利用する事

手順1 カラー化できるサイトへアクセス

以下のURLをクリックするか「deoldify」というキーワードで検索する

https://github.com/jantic/DeOldify

手順2 カラー化エンジンを起動させる

  AIを使ったカラー化には「グラフィックカード」と呼ばれる高性能映像処理器が必要なのですが、GoogleのColabというサービスでは、誰でも無料で使えます。先程の手順1でアクセスしたサイトの赤枠「Open in Colab」をクリックします。


自力でやろうとすると、このようなグラフィックボードと呼ばれる高価な機材をそろえる必要がありますが、Googleは一部機能制限があるものの、無料でグラフィックボードの機能を利用する事が出来ます。

「Open in Colab」をクリックすると別タブでDeOldify(カラー化)エンジンが立ち上がります。

手順3 カラー化するためのプログラムを立ち上げる

  技術的な部分を説明すると色々と難しくなるため、キーワードを見ながらプログラムを立ち上げましょう。

  画面右上が以下のようになっている事を確認します。緑のチェックマークが無い場合はしばらく待ちましょう(5分以上変化がない場合は、ブラウザの再読み込みを行ないましょう)

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ア.「Git clone and install DeOldify」に対する操作を行ないます。下の図①[!get clone https://~~] の[  ]にカーソルを当てます。

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[  ] にカーソルを当てると再生ボタンのようなマークへと変わるので、再生ボタンのような部分をクリックします。

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イ.ボタンをクリックすると以下のようなメッセージが表示されるので「このまま実行」をクリックします。

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このメッセージは「データを読み取られても自己責任ですよ、Googleは責任取りません」という意味合いです。2021年6月11日現在、私が見た限りデータを読み取るソースコードは含まれておりませんでした。

ウ.手順イを実行すると再生ボタンがクルクルと回り、最終的に以下のような状態となります。最後の行に「done」とあれば次のステップに行きます。
※時々「done」と表示されても再生ボタンがクルクル回っている場合があるのでその場合はクルクルが止まるまで待ちます。

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エ.次に「cd Deoldify」の [  ] にカーソルを当てて再生ボタンになったらクリックします。

009 - コピー
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/content/DeOldify と表示されればOKです。次のステップへ行きます。

オ.「Setup」に対する操作を行ないます。赤枠の[  ]にカーソルを当て再生ボタンが表示されたらクリックします。[  ] が [3]になったら次のステップに行きます。

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カ.「!pip install -r colab_requirements.txt」という箇所の[  ]にカーソルを当てて再生ボタンになったらクリックします。長い行が表示され、最後の行に「RESTART RUNTIME」と表示されますので、クリックします。

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キ.「ランタイムを再起動してもよろしいですか?すべてのローカル変数を含め、ランタイムの状態は保存されません。」と表示されるので「はい」をクリックします。

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ク.画面上方にある「cd Deoldify」の [  ] にカーソルを当てて再生ボタンになったらクリックします。/content/DeOldify と表示されれ、且つ[  ] が [1](または再生ボタンのまま)へと変われば OKです。次のステップへ行きます。

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ケ.再度「#NOTE: This must be the first call in order to work properly!」という行の[  ] にカーソルを当てて再生ボタンが表示されたらクリックします。[2](または再生マークのクルクルが停止)になったら次のステップに行きます。

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ケ.以下
[import fastai]
[!mkdir ‘models’]
[!wget https://~~]
[colorizer = get_video_colorizer()]
に対して1つずつ  [  ]にカーソルを当て再生ボタンになったら クリックして [数字](または再生ボタンのクルクルが停止)になったら下の項目の[  ] へカーソルを当て再生ボタンをクリックという操作を行ないます。

所要時間の目安として
[import fastai] (すぐ完了)
[!mkdir ‘models’] (状況により数分かかる)
[!wget https://~~] (すぐ完了)
[colorizer = get_video_colorizer()](状況により数分かかる)
となります。

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コ.最終的にこのように表示されます。
※[  ]内の数字は場合によっては[4][5][6][7]になっている場合があります

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手順4 いよいよ映像をカラー化する

手順3でカラー化する準備は整いました。これからクラウドストレージ内にある白黒映像またはYouTub、DailyMotionやニコニコ動画にある白黒映像のURLをメモしておきます。

※注意 およそ30分を超える映像は本編で紹介した方法では失敗する可能性があります。

ア.「source_url」に白黒映像のURLを貼り付けます。そして②のwatermakedのチェックを外し、③の [  ] にカーソルを当てて再生ボタンになったらクリックします。

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イ.再生ボタンがクルクル回っている間はカラー化処理をしています。下部赤枠は進捗状態。処理が完了するおおよその時間も表示されます。

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ウ.進捗状況が100%になっても再生ボタンがクルクル回っています。その場合は、カラー化された映像が表示されるか進捗バーの下部に
「Video created here: video/result/video.mp4」と表示されるまで待ちましょう。カラー化された映像が表示される場合は、右下の点3つをクリックして「ダウンロード」をクリックするとPCにダウンロードされます。

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エ.もし「Video created here: video/result/video.mp4」と表示されたのに、カラー化された映像が表示されない場合は、画面左側にあるフォルダアイコンをクリックします。

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オ.「DeOldify」→「video」→「result」フォルダを展開し「video.mp4」を右クリックして「ダウンロード」をクリックするとダウンロードが始まります。

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カ.「video.mp4」の右側に円グラフのようにオレンジで進捗状況が表示されます。

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キ.通常は「ダウンロード」フォルダーや「ドキュメント」フォルダーにダウンロードされたファイルが格納されているはずです。

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続けて別の白黒映像をカラー化する場合は、手順4「ア」から行なってください。数時間経過した後にカラー化する場合は、最初からやり直してください。

それでは、カラー化された映像をぜひお楽しみください!

長時間の映像のカラー化手順

しかし上述の方法では、さまざまな制限があるため、長時間(主観的ですが20分以上)の映像をカラー化すると失敗する可能性があります。長時間の映像をカラー化する方法は以下Webサイトで有料(500円)で公開しております。

https://note.com/asianews_ch/n/n39a2ab6f0bc9/

独占:昭和史の謎が解明 A級戦犯の遺骨を太平洋に撒く

  極東国際軍事裁判(東京裁判)で東條英機元首相ら7名がA級戦犯として裁かれたが、その遺骨の行方に関する文書が近日見つかった。文書の内容には、米軍将校(少佐)が「私が太平洋上で散骨した」と記載されていた。これは初めて米軍がA級戦犯の遺骨の処理について具体的な方法を知り得る文書である。それ以外に、外界は遺骨は遺族に返還されていない事から太平洋又は東京湾で散骨されたと推測されていたが、実際は昭和史の謎の1つであった。

  文書は、占領期に横浜市に司令部を置いた米第8軍が作成。日本大生産工学部の高澤弘明専任講師(法学)が米国立公文書館で入手した。詳細が記載されていたのは、7人が処刑された1948年12月23日付と1949年1月4日付の2種類の極秘文書。少佐の盧瑟・弗瑞森(ルーサー・フロイセンと推測)が現場責任者であり、彼はこれを「戦争犯罪の処断と死体の最終処理に関連する詳細報告書」に記録した。

  文書には、1948年12月23日零時を過ぎた後に、東京巣鴨プリズンで7名の死刑が執行され、当該少佐も現場にいた。死体を載せたトラックは深夜2時10分に巣鴨プリズンを出発し約1時間半後に横浜市内の米軍第108墓地(現横浜緑ケ丘高等学校)に小部隊に登録された。早朝7時25分に小部隊を離れ、同30分後に横浜市の火葬場(現久保山火葬場)に到着。死体は午前8時05分よりも前にトラックから直接火がついている炉の中に入れられた。

  文章の記載によると、火葬後、7名の遺骨は別々に骨壺に入れられ、米第8軍によって運ばれ、当該少佐は「連絡機に搭乗して横浜から東へ約30マイル(48km)飛んだ太平洋上空で、私は広い範囲に渡り散骨した」と語っている。

  横浜市は、滑走路は火葬場から約2キロ程離れた現在の中区若葉町にあると述べた。文章の内容を見る限り、散骨された遺灰は当日判断されたと読めるが、「約30マイルの場所」が太平洋のどの場所、どの時刻であるかの記載はない。

  東條のひ孫である英利氏(48歳)はインタビューに対して「遺骨がどこかに廃棄されるより、海への散骨で自然に返されたのはましだ」と冷静に答えた

  処断の時刻と場所については連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)のシーボルド外交局長は著書の中で「指導者の墓が将来神聖化されないために、散骨という方法を取った」と書かれており、今まで散骨した場所に関して太平洋なのか東京湾なのかという噂や憶測があったが、この文書が見つかるまで明らかにする事ができなかった。

2021年6月7日 編集・翻訳(八度妖)

記事アーカイブ
https://archive.vn/aqNBJ

編集者感想
  共同通信日本語版の有料記事には詳細が載っているのかもしれないが、現在無料で読める記事には冒頭の2段落くらいの内容しかない模様。しかしながら、中文版の記事においてはこのようにもう少し詳細まで書かれている。太平洋上で散骨したことが日本国内に知られてはマズいのであろうか?それとも、今まで噂されていたことに近い内容であるから、特に詳細に伝える必要がないと判断したのか?

いずれにしても共同通信はこのように日本語記事と中文記事にの内容に大きな差があることがあるので、その意図が知りたい。特に中文の記事が詳細に書かれているのは、状況の説明を含んでいるとかそういうことではないのであるから、何か意図があるのかもしれない。

本当?経産省主導でソニーと台湾TSMCが半導体合弁構想、熊本に1兆円新工場

今日は日刊工業新聞でtsmcとソニーが合弁で半導体工場を建設するという話がありましたので、取り上げてみたいと思います。ではまずは、記事から。

経済産業省主導によりソニーグループと半導体受託製造(ファウンドリー)世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が合弁で熊本県に半導体工場を建設する構想が浮上した。経産省が仲介役となり、関係者の調整を進める。前工程中心で総投資額1兆円以上を見込む。ただ、誘致実現には欧米に見劣りする補助金など支援策の大幅拡充が不可欠。国を挙げた半導体サプライチェーン(供給網)再構築への本気度が問われている。

以下省略

日刊工業新聞 2021年5月27日

 

  はい、ということで、つくばでの研究開発センター構想のニュースが1月に出て以来、約半年ぶりのtsmc日本展開に関する新たなニュースですね。つくばの件では日本政府、特に経産省が助成金900億円捻出か?というようなデマが流れておりましたが、今回も流れるんでしょうかね?

ちなみに半導体専門家の服部毅先生のTweetを見ると

とあるようにこの合弁工場というのも希望が入っているっぽいニュースのようですね。こういう話は陰謀論に利用されやすいので、私は今回の日刊工業新聞のこの記事はまったく参考にするつもりはありません。というのも、このニュースが出た後に台湾最大の新聞社自由時報の記事を読んだら、「tsmcはマーケット関連の噂は論じない」と回答とありましたから。

また、tsmcの公式ウェブサイトの会社紹介、日本語もあります。会社紹介にも海外工場はすべて完全子会社であると書かれておりますし、台湾メディアの報道でも資金的にも技術的にも合弁で行うメリットが無いと述べている所もあるので、今回の日刊工業新聞の記事は参考にはいたしません。

ちなみに私は、1月7日に「TSMC日本新工場設立の可能性は低い」という動画を配信しましたが、これは外れでしたね。言い訳としては、設立したのは工場ではなく、研究センターですので、合っていると言えばあっているのかもしれませんが、私は「tsmcは合弁で海外進出は無い。だから進出する時は政治的な動きがあると思う」と述べていました。研究開発センター設立も完全に自己資金だけで行うため、こういう部分を含めて、予想が外れたということになりますね。

所詮素人の八度妖の予想なんです・・・・ゴメンナサイ

で、今回の「ソニーとの合弁はない」というのは当たるのでしょうかね。半年後位にはたぶん結果が出ていると思います。経産省の考えている事は私にはまったく理解できないのですが、台湾メディアのtsmcに関する記事を読んでいる限りでは、合弁はない、というのが私の予測となります。皆様はこの日刊工業新聞の記事、どうなると思いますでしょうか?

ちなみにtsmcなのですが、皆さんコメントする時にどう書いていますか?
私は以前はTSMCと大文字で書いていたし、今主流メディアも大文字で書いている事が多いですよね。そしてTSMCの公式ウェブサイトにも大文字でTSMCと書いてあるのですが、ロゴを見てみると小文字のtsmcなんですよね。どちらが正しいのか、分かりませんが、私は最近では小文字のtsmcを使うように心がけておりますが、どうしても大文字で書いてしまう事が多いんですよね。

では、なぜ小文字で書こうとすることを心掛けるようになったのか?というと、TSMC は Taiwan Semiconductor Manufacturing Companyの頭文字で、「T」は台湾を意味するものであるのですが、小文字のt は「頭一つ抜きんでる」という意味が込められていると言われております。確かに、大文字のTだと「頭一つ抜きんでている」状態ではないですよね。なるほど、という噂ですね。ちなみにtsmcの外向けの文章はすべて大文字で記載されておりますが、こういう噂がある為なのか分かりませんが、社内文章では小文字のtsmcを使う社員もいるようです。


あと、台湾最大の電子掲示板PTTでは、面白い書き込みがありました。

なるほど、だからhTCは抜きんでることが出来ないんだ

最近のhTCの株価を見ると小文字のhのように下落が続いているんだね

台湾を良くしたいならTAIWANではなくtAIWANにした方がいいかも

というものがありました。まぁ、ただこれまで述べたのは公式見解ではなくてあくまでも噂レベルの話ですので、話のネタ程度にしておいてください。

ところで、企業名という点で、台湾のPCメーカーASUS(エイスース)が2012年に正式に「エイスースだ」と言及しましたよね。
それまではアスース、エイサス、エイスース、アサス、エーサスなど様々な呼び方があり、2012年よりも前は、皆さんの呼びやすい呼び方でどうぞ、というスタンスでしたが、決着がついたようですね。ちなみに私は台湾本社で働いている社員も一般の台湾人もアスースと呼んでいるので、私もアスースと呼んでおります。ただ、殆どの場合はASUSという英語読みではなく、中国語で「華碩」と呼んでおりますが・・・・・

名前ってこだわる人はこだわるし、無頓着な人はまったく無頓着なんですよね。私は自分の名前を間違えられること、まったく気にしないんですが、間違えると怒る人って結構いますよね。

おい、児嶋だよ!

みたいに(笑)
そういう人がいるし、ビジネスにおいてはそういう所で人のなりを見る人もいるみたいなので、なるべく他人の名前は気をつけて書いたり呼んだりするようにしています。
例えば、キヤノンやキユーピー、そしてYouTubeもYとTが大文字だったりしますからね。


2021年5月27日 編集(八度妖怪)

香港発祥のパイナップルパンなのに・・・・

今日はちょっと箸休めというか、政治的な話題ではなく、日常的な台湾に関する話題をメインとさせていただきます。

  皆さん、「台湾カステラ」ってご存じでしょうか?日本の文明堂のようなカステラの食感とまったく異なり、ふわふわの食感に、原材料も卵と小麦粉と牛乳と砂糖というシンプルな味わい。最近日本にも進出しているようで、都内でもちょっと足を延ばせば食べられるようになったようですが、そもそも台湾カステラを知らない日本人も多いようですね。私は普段甘いものはあまり食べないので、「台湾カステラ」を強烈にオススメ、という訳ではないのですが、まぁ、ものは試しというか、台湾であれば、約100元強、400円弱でこれくらいの大きさの台湾カステラが食べられます。世の中が自由に行き来できるようになったら、台湾を訪問してぜひお試しください。

さて、今日話題にするのは、これです。セブンイレブンでこんなものを見つけました。

ヤマザキパン製の台湾カステラ。税込138円。

で、私は台湾で台湾カステラを何度も食べているので、味も見た目も知っておりますが、このヤマザキパンの台湾カステラはちょっと見た目が違いますね。カステラの上に粉砂糖というか、なんか余計なものが乗っかっていますね。ただ、台湾カステラの特徴はふわふわの食感ですので、見た目では判断できないということで買ってみました。

  しかし予想通り、台湾カステラって言う程、ふわふわな食感ではなく、期待外れでした。台湾カステラはしっとり系のふわふわで生地の密度が高いというか、水分が多いというか、持つと意外に重いのですが、ヤマザキパンの台湾カステラは普通のスポンジケーキの上の部分に焼き目を付けたって感じでしょうか、ふわふわなのですが、しっとりした食感がありませんでした。そしてカステラの真ん中にはクリームが入っていたのですが、本場の台湾カステラは、コーヒーやチーズなどが生地に練りこまれてからオーブンで焼かれる形ですので、この辺もちょっと違うなあと思いました。

  ということで、いつもは良い商品を作るヤマザキパンでしたが、今回のこの台湾カステラはちょっと残念な結果になってしまいましたが、もし「台湾カステラ」ではなく別の名前で売り出していたら、それはとても美味しい商品だったと思います。つまりは、台湾カステラを期待して買ったので、がっかり感が大きかったのですが、台湾が商品名につかない形であれば、これはこれでで高い評価を得られたと思ったのであります。


で、今日は実はここからが本題なんです。最近、武漢肺炎の影響なのでしょう。飲食業界も生き残りに必死なのは分かります。が、安易に商品名に「台湾」をつけていませんか?ということについて、私なりの考えを述べたいなぁと思いました。

  巷では、台湾ラーメン、スパゲティナポリタンやトルコライス、新潟だと焼きそばにミートソースをかけた「イタリアン」、カステラで羊羹を挟んだ「シベリア」など、地名を冠した食べ物があり、もう何十年もそう呼ばれて定着しているものもあるので、そんな目くじら立てるなよ、と言われてしまうかもしれません。確かにそうなんですよね。もっとおおらかにならなければいけないのかもしれません。今回のヤマザキパンの台湾カステラも、私的には食感は残念な感じでしたが、まぁ、日本人向けにアレンジしたものだと言われれば、許容範囲で許せるネーミングかと思います。

しかし、見過せないなぁというのが、

台湾メロンパン

ってネーミングです。これはメロンパンのようなクッキー生地を被せたパンにバターを挟んだものをこう呼んでいるのですが、元々は香港人のソウルフードである「菠蘿油(ぼーろーやう)」なんですよね。美味しいものを食べる時は、カロリーの事なんて気にしてはいけません。糖質と脂質たっぷりのおいしさの塊のパンですね。
この菠蘿油ですが、香港発祥と言われておりますが、最近日本ではなぜか「台湾メロンパン」という形で売り出されることが多く、香港人や香港好きの日本人からのクレームで炎上することが多いようです。

  しかも炎上する理由の一つとして挙げられるのが、元々は香港が発祥だということを知りつつ、それなのに台湾の屋台で売っていて、人気があったので台湾メロンパンというネーミングにしたという言い訳がましい主張をしているからであります。香港発祥の食べ物ではあるものの、台湾で見かけたから、商品名に台湾をつけても問題ないというような主張ですね。
結局は炎上した企業は「台湾メロンパン」という名前を取りやめるケースが多いようですね。

  私もTwitterなどで、商品名に安易に「台湾」を付ける事に疑問を投げかけておりますが、ちょっと怖い事としては、自分自身がクレーマーになっていないか?モンスタークレーマーになっていないか?ということです。ただ弁明させてください。
台湾ラーメン、台湾まぜそば、台湾カステラに関しては、発明した人が台湾人だったとか、台湾で流行っているものを日本人好みにアレンジしたというようにとらえることができるので、「台湾」という名前を商品につけるのは許容範囲だと思います。ただ、台湾メロンパンに関しては、発祥が香港であり、且つ今や中共に飲み込まれてしまった香港人の心のよりどころといったらいいのでしょうか、香港人のソウルフードである「菠蘿油」が日本に来たら「台湾メロンパン」に変わっていたら、どう感じるか?ということを考えると、やはり見過ごせないなぁと思い、クレームをつけている訳であります。

日本人であれば、逆のケース、例えばお好み焼きを例に挙げて考えてみましょう。
お好み焼きって大阪のようなお好み焼きもあれば、広島のように麺たっぷりのお好み焼きもあるわけですが、どちらのケースにしても、お好み焼きには変わりありません。で、ある米国企業がたまたま、マレーシアやタイの屋台に寄った際に、日本のお好み焼きとそん色のないお好み焼きが売っていて、そのおいしさに感動した米国企業が、アメリカでお好み焼きの商売を始めようとした際に、日本が発祥だと知りながら、東南アジアで食した食べ物なので、「マレーシアンパンケーキ」とか「タイ風ピザ」というような名前を付けられたとしましょう。どう思いますか?私はなんだかモヤモヤとした気持ちがします。食い倒れの町と言われる大阪の人ならこの気持ち、多分理解してくれると思います。

今回の「台湾メロンパン」騒動は恐らくこんな気持ちになった香港人や香港好きの日本人からの声が大きかったためだと思います。
ちなみに、香港の周庭さんもTwitterでこうした日本の安易に「台湾」を付ける風潮に

明らかに香港のパイナップルパンなのに、「台湾メロンパン」になってしまって、香港人として悲しい…

私が大好きな香港スイーツの一つ「亀ゼリー」。名前はちょっとアレだけど、ヘルシーで美味しいスイーツです。

と述べておりました。

  ただ、飲食業界も競争も激しいし、そして何より武漢肺炎の影響もあり、経営が苦しいのも理解できます。しかし、安易に台湾というネーミングにするのは如何なものかなと思います。
周庭さんも仰っていたように「香港パイナップルパン」で売り出しても、そこそこ売れるのではないかと思っておりますし、「香港パイナップルパン」または「香港メロンパン」というネーミングであれば、私もぽっこりとしたお腹を無視しながら購入したいと思います。

まぁ、ぐだぐだと文句たらたらの動画となってしまいましたが、今回の「台湾メロンパン」騒動は、自由が奪われた香港という今の現状も相まって、それが香港人のソウルフードだということを知りながら、利益を優先させて「台湾メロンパン」と名付けたことが主な原因ですね。


最後に

  311以降、大きな街道沿いにある「台湾料理」を名乗るボリューム満点の食堂が目立つようになりましたが、あれって、本当に台湾人が経営しているのか?って疑問に思いますね。恐らく欧米にある「日本料理」の看板を掲げているけど、オーナーも職人も実は日本人ではなく某国の人だったというケースに似ていると思います。
ちょっと政治的なこと、言わせてください。
台湾が中華圏であるというのは中華プロパガンダです。

台湾は台湾であり、
中華がメインの国ではありません。

2021年5月25日 編集・翻訳(八度妖)

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蔡総統感染、蘇貞昌が株操作は全て偽情報 故意に拡散の罰金は最高1000万円

今日は、台湾の武漢肺炎に絡んだ情報をお届けいたします。まずはニュースを和訳したものを読み上げ、その後に私なりの考えを簡単に述べたいと思います。

この図を意訳すると「疫病に関するデマ、事実に基づかないものを拡散したら最高で罰金300万元(約1000万円) または懲役3年以下 ソース不明の情報を聞いたら、法に抵触しないように拡散せずにちゃんと調べよう。」となる

  台湾国内で武漢肺炎(新型コロナウイルス、COVID-19)が猛威を振るっている中、偽情報が世の中に出回っている。中央感染症指揮センターの副指揮官の陳宗彦氏は5/22、「蔡英文総統が感染したが、その情報はまだ公開されていない」というネットに出回る情報は、非常に劣悪な偽情報であり、IPから発信元を調べたところ、海外からであったことと、使用されている文字に簡体字が含まれていた事より、悪意をもって偽情報を拡散し、これは我が国の防疫任務の妨害を画策することが明白である為、民衆はシェアを止める旨、違反すると罰金が最高300万元(約1000万円)になる、と述べた。

  感染症指揮センターは、蔡英文総統はCOVID-19に感染またはその他の疾病にかかっていることはないと、断言する事ができ、このコメントを警政署刑事警察局に調査を依頼した所、IPアドレスが海外からのものであり、また使用される用語も中国地区のもの且つ簡体字が使用されていることが分かった。これは悪意を以って踏み台を利用したやり方であり、故意そして悪意を以って事実に基づかない情報を書き込み、拡散をし、我が国の防疫任務を妨害しようと画策している。

  それ以外にネット上には「なぜ蘇貞昌が(行政院長=行政トップを)首にならないのか?蘇貞昌は大量の高端(MEDIGEN)、聯亞(UBI)の株を所有しており、国に影響を与えている」という情報も出回っているが、これも事実に基づかない情報であり、偽情報をもって国内の防疫の妨害につながる為、決して拡散してはいけない。違反すると罰金が最高300万元(約1000万円)となる。

  感染症指揮センターは、このような言論は事実から極端に逸脱しており、国民を誤った方向へ導き、社会を混乱に陥れ、また国民を不安にさせるため、民衆は決してシェアと偽情報拡散をするべきではなく、偽情報を拡散させると犯罪にもなり、最高3年の懲役または300万元の罰金刑が下される可能性があることを強調した。民衆は、出所不明の情報を受け取ったら、慎重に内容を調べて確認し、決して安易に拡散してはならない。さもなければ法に抵触する可能性がある。


はい、以上が記事の和訳でした。

  このニュースを聞いて、私自身は日本でもこういう法律を作って欲しいと思うのですが、人によっては政府の都合の良いように解釈され、このような法律が悪用される可能性があるので危険だという声も上がると思うので、日本ではこういう法律が成立する事は無理だと思います。そして日本だと、デマに対する刑罰として、偽計業務妨害罪が挙げられますが、今回の「蔡英文総統が感染」という情報だと、誰に対して業務妨害したかが立証することができないため、結局は何にも対策ができないのではないか?と思います。

なぜ今回このデマに関して取り上げたか?というと、台湾に関するデマがネット界隈では多く出回るようになったからです。
今までテレビやラジオ等大手メディアの垂れ流す情報だけを聞いていて、洗脳に近いような状態だった人たちが、私もそうだったんですが、インターネットという媒体で大手メディアが流さない真の情報に触れる機会が多くなり、マスコミ不信が高まってきているのは事実でございます。しかし、それと同時にネットには偽情報も多く存在している玉石混交であるため、それを見分ける能力を身に付けなければなりませんが、どうも今の風潮を見ると、「〇〇さんがそう言っている」「〇〇さんは一人で悪と戦っている」というような自分で客観的な資料を用いずに、ネットの情報を拡散する人たちが増えてきているような気がします。特に外国に関する情報は、本当に玉石混交、しかも玉に似た石が多いような気がします。台湾情報に関しましては、次のことに気を付けてください。

1. 台湾には日本の朝日新聞や毎日新聞、共同通信、NHKのように極度の親中、反自由民主主義の思想を伝えようとするメディアがいること。

こういうメディアの情報を引用してあたかも真実であるかのように情報発信する日本人や日本語話者がいるという点。

ちなみにどういうメディアかというと、

中天新聞
中天電視
中国時報

となります。これらメディアを引用して情報発信するような日本人または日本語話者は絶対に信じてはいけません。日本にとって百害あって一利なしですから。朝日新聞を引用して情報発信している人を皆さん信じませんよね。台湾情報に関してもそれは同じです。

2. 「メディアが報道しない」「闇を暴く」「誰も知らない〇〇」という言葉に踊らされない。

私もこのYouTubeチャンネルやブログに「日本のメディアが報道しないニュースを発信」みたいなことを書いているので人の事言えませんが、私は一応台湾メディアが報道しているけど、日本メディアは報道しないという意味で使用しております。注意しなければならないのは、日本メディアは勿論、現地メディアが報道しないことを、あたかも真実であるというように情報発信しているケースが怪しいということです。実際に例を述べると2020年夏、台湾軍が防空識別圏に侵入してきた中共機に対してミサイルを発射したというニュースや、中共軍機を撃ち落としたというニュース。これは確かにイギリスメディアやロイターまでもがミサイルで追跡というようなニュースを出していましたが、当事国である台湾メディアではそんなニュースは一切なく、あったのは航空機をロックオンするレーダーで追跡というものでありました。それと台湾国防部にはそれらしい情報が存在していない点ですね。こういうと「台湾の大本営が情報を隠蔽している」という人が出てきますが、台湾は日本よりも人口密度が高い国ですので、ミサイル発射なんてしたら、誰かしらの目撃情報や映像が出るので、隠蔽なんてできるわけがありません。そういう台湾の事情を考えずに、なんでもかんでも政府が隠蔽している、とか言うのは、あまりよろしくないかも しれませんね。

まぁ、私もこんなグラサンにマスク姿で、ペンネームで情報発信しているので、五十歩百歩、

お前が言うな!

って言われちゃいますね。

ただ一つ言える事としては、基本的に私は、台湾政府が発表する情報を元にすることが多く、新聞記事の引用にしても、中国語であれば、一次ソースに近い所までは掘り下げるということをしているという点です。英語に関しては、英文見ると眠くなってしまうので、手を抜いている部分はあります。すみません。

ちなみに日本でも、台湾が武漢肺炎ウイルス株を2019年年末よりも前に既に入手していて国光生技、国光バイオテクノロジーという会社が早々とワクチン開発に着手していたという偽情報がありますが、これは現在調べております。ある程度まとまったら動画にしてみようと思います。

  最後にもう一度、台湾は情報戦争で中共からの偽情報が多く出回っている国ですので、台湾大手メディアと言っても中共傀儡メディアも存在しております。

中天新聞
中天電視
中国時報

そういう事情を知らないのか、はたまた故意なのか分かりませんが、これら記事をたくさん引用している情報発信者には気を付けてください。これらの情報すべてがデマと言う訳ではありませんが、多くは日本と台湾の国益を害し、更には中共を利する事になっています。つまりはこれら情報を拡散する事は、中共の片棒を担ぐことになりますので、くれぐれもこれら中天新聞や中国時報のような台湾にある赤いメディアを引用して情報発信している情報発信者にはご注意ください。


2021年5月24日 編集・翻訳(八度妖)

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外国メディアが台湾疫病情況を分析 陳前副総統:日本の教訓を参考にできなかった

今日は武漢肺炎が台湾で猛威を振るっている状態ですが、前副総統の陳建仁氏が防疫に関して日本に触れていたので記事を和訳します。

外国メディアが台湾疫病情況を分析 陳前副総統:日本の教訓を参考にできなかった

  武漢肺炎(新型コロナウイルス、COVID-19)が深刻な状況だが、海外メディアは台湾とシンガポールの状況を報道し、陳建仁前副総統は、以前日本の風俗業でクラスターを起こした事例を指摘し、日本の失敗を我が国でも活かせなかったと述べた。

BBCの報道では、陳前副総統は、以前日本の風俗産業でクラスターが発生し、風俗業はウイルスの温床であったが、我が国は日本の教訓を生かすことが出来なかった、と述べた。陳氏は万華茶芸館でのクラスターでは、多くの感染者が当該地域を訪れたこと認めようとせず、感染症拡大の把握が困難であったと述べ、「これは私たちに、ごく小さなルール違反であっても、ウイルスが拡散してしまう事を教えてくれた」とも述べた。

  記事内では、台湾とシンガポールを比較するとシンガポールはワクチン接種率が高く、約3割の成人が1回目の接種が完了しており、東南アジアでは最高の接種率であり、今年の年末までにすべての国民に接種を行なうよう努力しているが、現在ワクチン供給に課題があると書かれていた。

  陳前副総統は、「我が国はグローバル企業からワクチンを購入する事に全力を尽くしているが、その効果は甚だ小さい。ワクチン供給を維持する唯一の方法は国産ワクチンであり、これは台湾にとって非常に重要である」と述べた。台湾国産ワクチンは最も早くて7月に民衆が接種できる予定である。

  シンガポールと台湾は最近感染症が拡大しているが、台湾の中華航空クルーがノボテルホテルで感染症を広め、シンガポールはチャンギ―空港の空港職員がクラスターを引き起こした。シンガポールは、感染した職員がリスクの高い国との接点のある高いエリアで働いており、その後関連職員は民衆が使える空港内のレストランで飲食して、それが原因でウイルスが拡散したことに気が付いた。多くの感染者からインド変異種のウイルスが検出された。シンガポール政府は既に空港を訪れる旅客を国家別にリスクレベルに応じて分けるようにし、また空港職員の勤務地もリスクレベルにより区別している。


はい、以上が記事の和訳でした。

  確かにこういう大人の社交場ともいうような場所を訪れたことを内緒にする人は多いと思います。家庭を持つ人がこういう場所を訪れたことを認めないということは、理解はできますが、独り身の人が認めないのはまったく理解できません。ただ、今回クラスターを引き起こしたのは、ライオンズクラブの会員たちの集いだったということで、恐らく多くが家庭を持つ人たちだったと推測されます。

  ただ、彼らを弁護するわけではないですが、今まで8か月ほど、感染症とは無縁の社会だったので、家庭を持つ人もこういう場所に気兼ねなく訪れていたのは想像に難くないですし、まさかクラスターが発生するとは夢にも思っていなかったでしょうね。こういう産業は人類誕生の時から存在するとも言われておりますから、なくせ!とか、けがらわしい産業だ、というつもりはまったくありませんが、今回感染してしまった妻子持ちの紳士たちは、お気の毒としかいいようがありませんね。

  ちなみに台北市は昨日20日、市内の伝統市場、ナイトマーケットでの飲食スペースの提供を禁止することを決め、飲食店は原則テイクアウトのみの提供となりました。ちなみにこれを決めた台北市長は柯文哲氏で、お医者さん出身の人物であります。ちょこっとここで政治的な話を入れるとすると、現在彼は2期目なのですが、1期目の選挙は無所属ながら民進党の推薦があり当選したのですが、その後親中路線であることが分かり、民進党からは三行半を突き付けられた人物であります。ネットの中には、民進党の推薦を受けた柯文哲台北市長!というような情報が出回っておりますが、古い情報を混ぜ込み、中共の都合の良いように情報発信をする人が増えてきているのでご注意を。

あとワクチンに関してですが、以前の動画でもお伝えしましたが、台湾のワクチン接種率が1%にも満たない原因として、国民が接種を望んでいないというデータが良く挙げられており、私もアメリカメディアの記事を引用してそう説明しました。しかし、よくよく調べてみると、そういったデータは、最近の疫病拡大以前のアンケート調査結果であったり、メディアによっては接種を希望する人が6割というものもあるので、1つのアンケート結果だけで判断してはいけないと改めて感じました。関連記事はこちらとなります。

  そして何より、台湾のワクチン接種率が低い理由として、ある国の妨害によって、ドイツ製や米国製、イギリス製のワクチンが手に入らないという点が挙げられます。ご想像に難くないと思いますが、あの国の妨害ですね。そしてもう一つ、台湾の癌、ともいうべき中国国民党は、ある国で製造されたワクチンを台湾国民に接種させるべきだとトンデモナイ主張をしております。つまりどういうことかというと、欧米製のワクチン輸入を妨害して、あの国のワクチンを手に入れて、あの国と仲良くしていこうという魂胆なのです。本当に台湾にとっての癌でしかありません、国民党は。

台湾人が口にする言葉で、

國民黨不倒, 台灣不會好
(国民党が無くならなければ、

台湾は良くならない)

というものがありますが、まさにこの言葉通りですね。

2021年5月21日 編集・翻訳(八度妖)


私、八度妖の先祖は長野県出身ですので、長野の美味しいリンゴをオススメしています

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怪しさ満点の行先!中国船が東太平洋に出現 ハワイ軍民が疑う

今日は台湾メディアから中国海上民兵についてのニュースを和訳いたします。

3月下旬以来、200隻以上のの中国海上民兵の船が南沙諸島ウィツムリーフのフィリピンのEEZ内に押し寄せフィリピンからの強烈な抗議を引き起こした

  中国政府の補助を受けた船隊が、海産物と更なる影響力を求めるために、はるかに遠い水域まで進出しており、既にハワイの漁民と米国軍の共通の懸念事項になっている。これら船舶は過度な漁業を行なうだけでなく、威嚇行動もとっている。

  ハワイのニュースサイト「ホノルル・シビル・ビート」の報道によると、中国船が最近ハワイ群島の近くに出現する事が急増。ハワイ延縄協会の執行役員Eric Kingma氏は、これら船舶は時々漁業を行ない、時々東太平洋を航行し、また偶にただ海上に停泊するなど行き先が非常に怪しく、「徐々にハワイに近づいている」と指摘。

  Kingma氏は、中国漁船は往々にしてハワイの延縄漁船より水揚げ量が多く、またハワイ船隊をマグロ漁獲エリアから追い出そうともしている。ハワイ漁民は中国船が彼らの船に近づきありとあらゆる挑発を行なうことに言及した。

  米国沿岸警備隊(USCG)は昨年9月に発表した報告では、非合法、無通知及び指示に従わない操業は、海上での窃盗行為にあたり、公海上の安全を脅かすものだとしている。これらの行為は地域と国家の安全を侵食し、海洋規則を以って基礎的な秩序とすることを脅かし、海産物獲得と供給を侵害し、合法的な経済活動を破壊することである。

  昨年10月、米国家安全保障問題担当大統領補佐官だったロバート・オブライエン氏は、米国沿岸警備隊は現在西太平洋に巡視船を派遣させ、海上の安全にかかわる任務に就いていることと、中国の非合法な漁業と船舶に対する嫌がらせについても言及している。

  報道によると、人々が水産資源の枯渇を懸念するのみならず、昨年12月には米海軍、陸戦隊と沿岸警備隊は、中国の「多くの艦隊を派遣」には、「民間船舶に偽装した海上補給船」が含まれており、ベトナムとフィリピンなどに対してこれら船舶を用いている、と警告した。

  あるアナリストはここ数年中国軍と表面上は民間船舶の南シナ海での協力的な行動を注視してきたが、北京当局はこれら民間船舶を軍と同じように扱う戦略を立てる可能性があり、太平洋での影響力を更に拡大させる狙いがあると分析している。曾て太平洋艦隊情報主任だった退役海軍大佐ジェームズ・ファネル氏は、中国漁船隊の行動は国家的な行動になっていくと指摘した。

  中国政府と中国漁船隊の関係は補助だけではなく、後者はいずれ中国の「海上民兵」になりえる。中国国旗を掲げた中国漁船は中国海軍の偵察と、主権を争う南シナ海海域の監視、時には隣国の船舶との衝突を行なっている。


はい、以上が記事の和訳でした。


  ネットでニュースを仕入れている皆さんであれば、中国漁船が海上民兵になり得る事、そしてそれが我が国尖閣諸島やひいては沖縄列島に対しても脅威になることはご存じかと思いますが、今度はなんとはるか離れたハワイ近海にまで展開しているとは、驚きです。中国の民間漁船が尖閣諸島周辺まで来るのに燃料代を考えたらペイ出来ない、つまりは北京当局からの補助があるからできると言われておりますが、北京当局は無料で燃料などを渡している訳ではないので、尖閣近海で漁をする以外の目的があるのは明白ですよね。
今回はハワイ近海にまで来ている、遠洋漁業ということで、記事内にもあったマグロを乱獲していることが想像に難くないですが、それ以外の任務もあるということを米国軍が警戒している事にも注目ですね。
中共がこういう海上民兵を使うという点、本当に厄介ですし、その辺の法律に関して日本は全然対策出来ていないために、海上保安庁や海上自衛隊がまったく手を出せないという点、恐らく中共側はしっかりと研究していると思います。この辺を何とかしてほしいと思うこの頃なのですが、そういう政治家が非常に少ないのは、本当に心配でございます。

2021年5月21日 編集・翻訳(八度妖)

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中国が豪州に制裁で肘鉄喰らう!レアアースで自爆 更には鉄鉱石価格上昇まで助ける

今日は中国が自業自得と言うか、制裁で逆に痛手を負ったというニュースをご紹介いたします。台湾最大の新聞社自由時報より

  豪州と中国が人権、貿易上に於いて意見が一致せず両国関係が悪化しているが、中国は昨年から貿易戦争を発動し報復するにまで至っている。外国メディアの報道によると、中国が豪州に制裁した事によりワーテルローの戦いの如く無残にも敗北した。豪州は鉄鉱石に対して制裁をかけられたが、(鉄鉱石)価格は高騰を続け、これとは対照的に中国はレアアースの輸出制限を行なったが、価格は大幅に下落した。

  中国は昨年5月から継続的に豪州の大麦、ワインに対して反ダンピング関税を発動し、その後、豪州産石炭の輸入の禁止も行ったが、これらの行為は豪州がファーウェイの5G建設の参与禁止、外国による干渉に反対する法律の制定、及び国際社会に武漢肺炎(新型コロナウイルス、COVID-19)感染症の発生源への独自の調査を求めた事への報復措置とみられている。

ラジオ・フリー・アジア》の報道によると、中国と豪州両国の関係悪化の影響と、更には国際的な鉄鉱石産出量減少、そして各国の産業が回復に向かっている事もあり、鋼鉄の需要が急増し鉄鉱石価格は最高値を更新し、昨年の1トンあたり7~8000人民元(約10万~12万円)から現在は1トン当たり1200人民元(約18万円)にまで高騰し、上昇幅5割近くにまでなっている。鉄鋼材の価格高騰は鉄鋼業を重視する中国企業にとって強烈な衝撃になる。

  報道では、これと対照的に中国は、レアアースを外国に圧力をかけるための戦略物資としているが、その価格は3月以降2割以上も下落している。豪州シドニー工科大学中国研究の馮崇義教授は、レアアース産出コストは高く、豪州等の産出国は故意に生産を行なっていないため、中国は豊富なレアアース資源に恵まれているもののレアアースを外国に対する戦略物資として扱っており、却って各国が中国からの物資の代替品を探し始め、市場の需要を満たし始めており、これは「中国はレアアースで自分で自分の首を絞める事になった」と分析している。


はい、以上が記事の和訳でした。

  中国がレアアースを外交カードに使う事は日本も痛い目にあったので記憶にあると思いますし、最近ですと、豪州やチェコなどが中国に反発してワイン、鉄鉱石、石炭、大麦など、チェコはピアノの注文キャンセルなど制裁を受けてきましたが、制裁は諸刃の剣なんですね。日本がレアアースで制裁を食らった後は、確か中国からの輸入に頼らない代替できるレアアースを使ったり、中国以外からレアアースを輸入したりして対策を取ったと聞いております。間違っていたり足りない情報があれば、教えてください。

  ただ、鉄鉱石の値上がりに関しては、日本も他人事ではないようですね。金属の値上がりを受けて、金属の買取価格が上昇しているようで、この間は蛇口を盗む人まで出てきております。ニュースによると金属買取価格が上がっているために蛇口が盗まれたんだというような印象を持たせる報道でした。

  ただ、確かに数年前に銅の価格が高騰した時に、エアコンの室外機が盗まれるという事件が多発したことがあります。他人のものを平気で盗んでしまう輩が増えてきてしまっているので、蛇口に限らず、我々が「こんなものは盗まれないだろう」というようなものが今後盗まれるかもしれませんよね。

  あっ、ちなみに人のものを盗むのは、どこの国にもいるので、ここでは特に日本人、外国人という意味を持っておりませんので、あしからず!

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2021年5月20日 編集・翻訳(八度妖)

唐鳳が新たな一手!全国共通の「実聯制」リリース 行政院5/19公布

今日は台湾のITを活用した防疫についてのお話となります。まずはニュース記事を和訳してその後解説、私自身の感想を述べたいと思います。
それでは早速参ります。台湾最大の新聞社自由時報より


武漢肺炎(新型コロナウイルス、COVID-19)に対する防疫が更に強化され、スーパー、商店などそれぞれで実聯制を導入しているが、現状バラバラである為、民衆は一日で各商店または各飲食店あるいは各生活必需品の店に入るたびに実聯制による情報を記載しなければなず、非常に不便である。行政院デジタル政務委員(通称IT大臣)のオードリー・タン氏は、民間業者を統合し全国共通の実聯制新システム「SMS実聯制」の開発を行ない、明日正式に公布される。民衆はQRコードを読み取り、その後指示に従って操作しさえすれば、数秒で登録が完了する。しかも個人の氏名(ニックネーム可)や携帯電話番号を記入する必要が無く、大幅な時間削減ができる。

現在あるお店ではボールペンと紙を用意して手書きで個人情報を記入する方式、ある店ではQRコードのみを提供、つまりはスマホと漢字入力が不得手なご年配の方にとっては非常に苦痛の連続である。またある店は手書きとQRコードの2種類用意しているが、多くの人が店ごとに用意された実聯制から個人情報が漏洩する事を心配している。

行政院は明日午前11時に「SMS実聯制」の記者会見を開き、行政院スポークスマン羅秉成氏が司会、オードリー・タンIT大臣、王国材交通部長(大臣に相当)が出席する。行政院はオードリー・タン氏が多くの業者がそれぞれ出しているシステムを統合できる新たな実聯制システムを開発し、まずは中央政府機関で導入される予定である。民間の商店にもシステムを使用する事を推奨しているが、SMS実聯制システムの採用は強制ではなく、商店自身で採用するか否かを決める事ができる。

行政院職員は、オードリー・タン氏は今回高雄市長の陳其邁氏からの要望を受けて、民間業者、中華電信などとアプリを統合し、新たな実聯制システムを完成させるが詳細と使用方法については明日公布されると述べた。

これはオードリー・タン氏がマスク検索システムをリリースした後に、再び防疫に関する一手を打った形だ。聞くところによると、民衆が公共の場所に入場する際には規定により必ず実聯制が求められるが、接触機会を減らすことと、登録の手間を減らすために、行政院は今回このITを活用した防疫を導入するとのことだ。一部の商店では手書きの実聯制を導入しており、接触のリスクを増やしているが、将来SMS実聯制が導入されれば、接触機会を減らすことができる。もし感染者が見つかった場合は、このシステムを通して足取りを追跡でき、容易にそして迅速に濃厚接触者を見つけ出すことができ、防疫の抜け穴を塞ぐことができる。


はい、以上が記事の和訳でした。

まず実聯制についてなのですが、日本でも導入されているお店があると思います。これは何かというと、入場・入店時に氏名・電話番号の情報を残して、万が一感染者がその店を訪れた場合、店側が該当する時間に同じ店舗にいた人に連絡をするという仕組みです。防疫の優等生と言われた台湾は現在感染者が急増しており、先日から国を挙げての感染拡大防止体制に入ったのですが、ニュース記事にもあるように、この実聯制、お店ごとにやり方が異なる為、民衆にとっては非常に煩わしい状態でした。セブンイレブンやファミリーマート、大手スーパーマーケットであれば、独自のアプリを開発または既存の自社アプリに機能を追加しているので、お店の入り口でQRコードを読み込ませて数タップだけで登録が完了します。民衆は良く行くコンビニやスーパーのアプリは既にスマホにインストールされてるので、入店前にパパっと登録して数秒で登録が完了しますが、個人商店などはアプリ開発は出来るわけないし、仮に開発したとしてもユーザがインストールするとは限らないので、結局は手書きで個人情報を残す、または自社のWebサイトに登録ページを設けて、そこで操作するというような状態でしたので、こういうように政府主導のシステムがあれば、民衆はもちろん、小さなお店側も積極的にこの新たな実聯制アプリをインストールすると思います。さすが天才IT大臣ですね。行動力がけた違いに速いですね。それに引き換え日本のデジタル庁は、、、、と言いたいところですが、日本と台湾では国の規模も違い、単純に比較も出来ないので、これ以上は何も申し上げません。

さて、今日、記事を書きあがるころに新たなシステムが公布されるとのことですが、このニュースに絡んで

台湾はこういう便利なアプリの導入を促しながら
裏では国民の行動を監視している

というような陰謀論が恐らく出てくると予想しておりますので先に言っておきますが、この新たな実聯制には個人情報はありません。登録する情報は電話番号だけと言われております。もし濃厚接触者認定された場合は、SMS、ショートメッセージが送られてくるだけです。推測で申し訳ないのですが、個人情報に触れるのは、何か重大な問題が発生した時または発生しそうな場合に限られると考えられます。

※こんな陰謀論を流すのは日台分断を目論む工作員である可能性が高い!

  しかし、確かに技術的に言うと、スマホから送られてくる情報を元に、個人の行動を把握する事は可能ですが、オードリー・タン氏のことですから、そういう仕組みをシステムには入れてないはずですし、そもそもそんな簡単に個人情報を取り扱える政府の仕組みになっていないので、今回のアプリを利用して個人の行動を把握するなんて仕組み上不可能に近いと考えられます。また仕組みとしては電話番号だけしか把握できないので、電話番号からその電話番号の使用者を割り出すには、電信会社が持っている顧客情報と突合しなくてはならず、実聯制システムで国民を監視なんて、独裁国家ではないのですからできるはずもありません。ただ、心配している事としては、ITの専門用語を散りばめながら、あたかも国民を監視しているという台湾に対する負のイメージを植え付けようとする輩が最近増えておりますので、予めお伝えしておきます。台湾は日本やアメリカと同じく自由民主の国で決して監視国家ではありません。

あと今日の記者会見でもその辺の個人情報の扱いを心配する声が上がってくると思うので、もし先ほど述べた私の考えに間違えがあれば訂正動画または補足動画を上げたいと思います。

2021年5月19日 編集・翻訳(八度妖)

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日米台 VS 中共を天下分け目の戦い関ヶ原の合戦に例えてみた

今日はまず日本の戦国時代の話をしてみたいと思います。ちょっとだけ我慢してお読みください。

時は戦国時代慶長5年、今でいうところの西暦1600年。この年号で思い浮かぶのは天下分け目の戦い関ヶ原の合戦であります。

  この天下分け目の戦いで勝敗を分けたのは何といっても西軍だった小早川秀秋ではないでしょうか。


  小早川秀秋は西軍として、1万5千の兵を率いて松尾山(まつおやま)に出陣してきました。
朝から傍観を続けた秀秋は、家康に催促鉄砲をぶち込まれ、ついに意を決して友軍の大谷隊を攻め滅ぼしました。


  東西両軍の懇願に、秀秋は複雑な事情のなかで悩みぬいた挙句の果て、豊臣家に反旗をひるがえしてしまい、東軍を勝利に導いたのです。


これは皆様もご存じの関ヶ原の合戦で欠かすことのできない出来事でありますが、今回はこの関ヶ原の戦いを例に、現在の米中関係と日本、そして台湾を当てはめて例えてみたいと思います。あくまでも例えですので、我が故郷の英雄をけなした、とは言わないでください。

東軍総大将は中国共産党としましょう。先程も申し上げましたがあくまでも例えですので、ちょっとだけ我慢して聞いてください。
そして西軍の大将石田三成が日本、大阪城で陣を構えていた毛利輝元がアメリカ、そして天下分け目の戦いで重要な役目を担った小早川秀秋は当初西軍として出陣していたと言われておりまして、小早川が台湾として例えます。

イメージとしてはこんな感じでしょうか

さて、ここから私なりの勝手な「もしも話」を進めます。
決戦が始まるのは慶長5年9月15日なのですが、それより以前に三成の家臣から「どうやら小早川が東軍に寝返る可能性があるらしいでっせ」という情報が上がってきましたとしましょう。

その時三成が取る行動は?

1.そんな情報は信じられない、と一蹴し、歴史通りにそのまま東軍と戦う。

2.そんな裏切り者は頼りにならないと判断して、小早川が寝返ることを想定しながら自分たちだけの力で東軍を倒すと決める

3.小早川に寝返らないように使者を送り交渉する。例えば西軍について勝利すればメリットがたくさんあるとか

4.裏切り者の可能性がある小早川に対して攻め込み、それから東軍の本陣へ切り込む

となると思いますが、1はやってはいけないことは皆さん同じ考えだと思います。三成の家臣の報告だけで、その「寝返るかもしれない」という情報が正しいのか誤っているかの判断が付きにくい状態です。しかも現在ネット上にある情報は、小早川、つまりは台湾が信用できない、台湾人は結局中国人だ、外省人だから危ない、というような非常にステレオタイプというか中華プロパガンダの入った情報までもがあり、その情報が正しいのか誤っているのか分からない人が多いと思われます。

  そして、そんな状態で取るのが2、3、4の選択肢かと思いますが、ネット上で見られる論調として2または4が多いような気がします。何が言いたいか?というと、日本の国内産業を守るべきという事は、それは、非常に素晴らしい理想だと思います。
  しかし、現在既に中国共産党という大きな敵を目の前にしている状態で、国内産業に力を入れるべき時なのでしょうか?ということです。

  つまりは、猫の手も借りたい状態なのに、世界一の技術力を習得するには何年、十数年、いや数十年もかかるかもしれない現実を見ないで、一部の言論人だけの発言を信じて、tsmcは怪しいから国内誘致なんかするべきではない!と言っているのと同じだと私は思うのです。

  関ヶ原の時代の話で例えるなら、小早川は怪しいので、1万5000の兵を石田三成側で別に用意しましょう。自国軍の兵士だけで東軍と戦うべきだ、といっているようなものなのです。あの時代に、数日もしくは数週間で1万5000もの兵とその兵が持つ武器や食糧などの物資を集めるのは非常に大変だったこと、歴史好きの人であれば分かると思います。

  半導体についても同じことで、世界最大のファウンドリであるtsmcとどう付き合っていくか?どのように味方にするか?どのようにチャイナが利する事をなくすことができるか?という観点で情勢を読んでいくべきだと私は考えます。
もちろんtsmcは優秀な台湾人幹部が経営する会社で、一筋縄でいかない交渉なのは当然ですので、楽観的な考えでtsmcと付き合っていくのは大変危ないのは、事実ですし、楽観的な考え方で日米台VS中共の戦いを考えていくのはやってはいけないことだと思います。ちなみに所謂台湾擁護と言われる人たちは、楽観的に国際情勢、地政学を考えてはいけないということは百も承知なのであります。


ちょっとお値段は高めですが、宮崎産にも負けないくらい美味しいと私は思います。


ちょっと表現を変えてみましょう。組織に属している人であれば分かると思いますが、何かに対して戦っていくとき、例えばいままで安定していた業績が急成長中のライバル会社が出現した場合、そのライバル企業に勝とうとするときには同僚の粗探しなんて言っている暇はありません。
  もし同僚に欠点があったとしたら、ライバルと戦いながらその欠点を直すよう指摘していきますよね。でも、現在ネットで出回っている論調、先ほど述べた2と4の選択肢ですね、これはちょっとでも欠点や疑いがあれば、排除するという極端な論調だと私は感じております。

そして何より、本当にtsmcが中共とズブズブな関係なのか?という点です。多くはワシントンポストやブルームバーグの記事、そして共和党の議員の書簡をベースにしておりますが、それだけを以って、ズブズブの関係だと判断して良いものでしょうか?
  疑いながら戦略を立てる事は必要ですが、中共とズブズブではないかもしれない、または、日本の役に立つ強力な味方だというふうな考え方、もしくはズブズブかもしれないけど、強力な味方にするにはどうするべきなのか?ということも考えるべきだと思います。
  なんだか「愛国無罪」ではないですが、「愛国」とか「国内産業を重視せよ」という言葉に踊らされているような気がします。

  例えば女優さんが「愛国」を表情豊かに叫べば、その女優さんが訴えている事があたかも本当のように聞こえてしまいますし、名女優であれば、そんなこと容易く演技できるわけであります。
  しかしながら公式の資料は、そういった感情を抜きにして現状・事実を把握する事の役に立ちますし、場合によっては公式資料の裏を読むことだってできるわけですから、「愛国」という熱弁を支持することに関して一旦クールダウンしてみては如何でしょうか?
  感情よりも客観的資料が大事だと思う訳であります。客観的な資料を読んで、それでもtsmcが怪しいと感じたのであれば、私はその判断を否定するつもりはございません。

  ただ、一つ申し上げたいのは、例え怪しいと思ってもtsmcを日米側につけるのか、中共側に渡してしまうか?という判断基準を持つべきで、その基準で怪しいと思いながらも味方につけるようどうすればいいのか?についても考えて欲しいということです。

それでもなお「国内産業を重視せよ」と主張するのであれば、どのくらいの額の国の支援が必要なのか、どのくらいの期間支援が必要なのか、具体的な数字を挙げてコメントを書いていただけると幸いです。くれぐれも「誰誰さんがそういっているから」とか「愛国が一番大切だから」というような主観的な論拠だけのコメントはご遠慮下さい。
こういうと非常に威圧的だとか高圧的だと言われますが、それだけ感情論でコメントをする人が多いという事、ご理解いただけると幸いです。

そして、台湾は親日国というと、盲目的に信じるのは良くないと、コメントを頂きますが、インテリジェンスのプロの江崎道朗先生も仰っていましたが

台湾には台湾の国益と立場がある。それを前提としてどう協力するのかを考えるのが外交です。外国が、日本と同じ立場に立ってくれるなんて期待する方がおかしいのです。

とあるように、盲目的に信じるのは良くない、と仰る方のいう親日国とはそれは属国に等しいものだと私は感じるのですが、如何でしょうか。


  最後に、今回、関ヶ原の戦いを例に挙げ、tsmcを小早川秀秋に例えたり、中共を徳川家康に例えたりしましたが、tsmcが裏切ることを想定しているとか、中共が最終的に勝利するというようなことを暗示している訳ではありません。
  あくまでも今の米中対立が天下分け目の戦いになるかもしれないと思っており、そんな重要な局面において高貴な理想を掲げている様子は、本当に国益、しいては国の存亡まで考えた末の結果なのか疑問に思ったからです。
  幕末においても開国派と尊王攘夷派で争ったことがありますが、結果として開国し、そして西洋に負けない国づくりとして、血税を沢山つぎ込んで西洋から技術者を招聘したり、武器や機械を購入したりと、必死になって追い付こうとしていました。
  半導体製造に関しても、日本は今やちょっと遅れているという状態ではなく周回遅れという状態であることにも目を向けなければならないと思っております。過去の栄光ばかりに目を当てるのも時にはよろしい事かと思いますが、学ぶべきところは学ぶという姿勢も忘れてはいけないと思います。

そうすれば必ずや日本の技術力というものが再び世界一になると私も信じております。

2021年5月17日 編集(八度妖)

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